NXPとHARMAN、未来のコネクテッド・カーに向けパートナーシップを拡大

車載インフォテインメント向け半導体と車載半導体企業のNXP Semiconductors N.V.と、コネクテッド技術に注力するSamsung Electronics Co., Ltd.の全額出資子会社であるHARMAN Internationalは、コネクテッド・カー・ソリューションの迅速な開発実現のため、15年の協力関係をさらに拡大する。

インフォテインメント・システムは特定目的のための扱いにくいデバイスから、容易に外部と接続できアップグレード可能で統合されたプラットフォームへと変化している。NXPとHARMANのパートナーシップは、この新しい現実の広範囲にわたる影響と、ほとんどすべての技術分野とアプリケーションへの可能性を見据えているという。

将来のインフォテインメントに取り組むため、NXPとHARMANは、無線ネットワークによるアップデート、セキュアなV2X通信、ソフトウェア・デファインド・ラジオなどの新たな技術分野での顧客に対する実績と協業の強固な歴史をさらに発展させる。両社はチューナー、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)、アンプ、アプリケーション・プロセッサなどのコネクテッド・カー体験をサポートする技術のパートナーシップをさらに拡大するという。

HARMANはNXPの最新のインフォテインメント・ソリューションの主要顧客として、製品仕様の共同作成、初期サンプルの交換、Rinspeedなどのパートナーとの新しい車両コンセプトのデモンストレーションを含む先行開発においてNXPと協力していく。

NXPのインフォテインメントは以下の通り。

  • ワールドワイドの車載インフォテインメント/放送規格に対応するSAF4000ソフトウェア・デファインド・ラジオ、高性能i.MX 8アプリケーション・プロセッサ、スマート・クラスDアンプなどの統合型オーディオ機能による、使いやすさに優れた車載インフォテインメント・プラットフォームの包括的なポートフォリオ
  • 高性能でソフトウェア設定可能マルチスタンダード・ラジオ/オーディオ・デバイスであるソフトウェア・デファインド・ラジオSAF4000は、すべてのラジオ規格(AM/FM/HD/DAB/DRM/CDR)に対応したローリスクで低R&Dコストのグローバルなインフォテインメント・ソリューションを実現でき、ラジオ・ハードウェアの仕向け変更と認証作業を最小限にする。
  • i.MXアプリケーション・プロセッサは9,200万台を超える自動車に採用されている。最新のi.MX 8シリーズは未来のコネクテッド・カーのマルチディスプレイ・ユーザー体験を実現する、スケーラブルでパワフルなアプリケーション・プロセッサ・ファミリ。現在、サンプルを提供中。顧客はi.MX 8とSAF4000を使用する際に、NXPが提供するリファレンス・デザインとソフトウェアを利用することができる。
  • NXPの過去10年間の車載アンプの累計出荷台数は4億に達している。新製品のTDF8534はフルデジタル・アンプ。これは5チャネルに対応した最小サイズの製品。

【関連リンク】
NXPセミコンダクターズ(NXP Semiconductors)
サムスン(Samsung/三星)
ハーマンインターナショナル(Harman International)
i.MX 8

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