ハタプロは、AI搭載小型ロボット「ZUKKU(ズック)」をマーケティング支援にも活用できるようクラウド型POPサイネージを開発し、商業施設を運営する株式会社パルコの浦和PARCO・5Fレストランフロアにて、2017年8月7日(月)より、ロボットのみで顧客接点を拡大しマーケティングを支援することを目的とした実証実験を開始する。
背景
ハタプロが開発を行っている 「ZUKKU(ズック)」は、AIと画像センシング技術を組合せ、人々の生活を支えるパートナーとして様々な情報を提案するフクロウ姿の小型ロボット。小型というどこにでも置ける特徴を活かし、来店者が手のひらに乗せて触れ合い「ZUKKU(ズック)」の世界を肌で感じられることで、よりダイレクトにワクワクするコミュニケーションが可能。
顧客誘致・案内をロボットのみで行いマーケティング支援を行うために、「ZUKKU(ズック)」とセットで使えるクラウド型POPサイネージを開発した。ブラウザがあればどの端末でも使うことができ、その場の用途に合わせて、サイズやデザインを好きなカタチに変えることが可能となっている。また、自立通信機能搭載でいつでもどこでも稼働できる。
浦和PARCOの5F レストランフロアでの実証実験は、各レストランのメニュー紹介や各エリアの通行人数を自動計測し、ロボットのみで顧客接点を拡大しマーケティングも行うことを目的としている。
実証実験の概要
今回の浦和PARCO で行う実証実験の主な内容は下記の通り。
1)来店したユーザーの属性情報を自動で集計分析し、最適なレストランメニューを提案
2)エリアごとの時間帯別通行人数を自動計測し、データとして蓄積
【設置期間】
2017年8月7日(月)〜20日(日)
【設置箇所】
浦和PARCO 5F レストランフロア
・花時計前
・北側緑のエスカレーター前
・南側青のエスカレーター前 計3台
ハタプロは、実証実験後も引き続き、ロボットのみで属性情報に合わせた提案を行い、顧客接点を拡大するマーケティング支援を進めていく。
また、どこにでも置けるという特徴を活かし、小売業だけでなく、施設や交通機関、家庭内向けにも自然なカタチで展開し、人・街・社会に便利で役立つ存在になるよう「ZUKKU(ズック)」を育成していくとともに、様々な企業とのオープンイノベーションにより、お互いの強みを掛け合わせた新たな価値を創造していくとのこと。
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1975年生まれ。株式会社アールジーン 取締役 / チーフコンサルタント。おサイフケータイの登場より数々のおサイフケータイのサービスの立ち上げに携わる。2005年に株式会社アールジーンを創業後は、AIを活用した医療関連サービス、BtoBtoC向け人工知能エンジン事業、事業会社のDXに関する事業立ち上げ支援やアドバイス、既存事業の業務プロセスを可視化、DXを支援するコンサルテーションを行っている。