アクロクエストとElasticが提携 データ分析で「未来予測、異常検知機能」実現へ2016年3月中に経営・セキュリティ脅威可視化新サービスに機能追加を目指す

アクロクエストテクノロジー株式会社は、2015年10月よりElastic社と提携することを発表した。この提携により、Elasticのノウハウを活かし、データ分析で経営・セキュリティ脅威の「未来予測、異常検知機能」実現に向けサービス開発を開始する。

 

提携内容は以下の通り。

1.同社によるElastic社製品「Elasticsearch」(*1)の代理販売(リセラー契約)

2.同社によるElasticsearch導入コンサルティング/技術支援サービスの開始

3.同社「ビジネスバリューダッシュボード構築サービス」(*2)におけるElasticsearchの活用

 

この提携をもって、同社はElasticsearchに代表されるElastic社の提供する製品群を活用したサービス・機能開発を、2016年3月中の提供開始を目指して進める。

また、その成果を2015年12月16日開催のテクノロジーカンファレンスelastic{on}にて実演する。

 

【背景】

同社は長年、高速鉄道や空港等の集中監視制御システムを開発してきた。集中監視制御システムは、高可用性のもと、大量のデータを高速に処理するという要件を課せられており、同社はビッグデータのリアルタイム処理ノウハウを培ってきた。

そのノウハウをもとに、システム監視・分析のノウハウを活かしたパッケージソフトウェアとしてアプリケーション性能管理ツール「ENdoSnipe」を提供しており、2015年9月にはSaaSサービスとしての提供も開始している。

一方、大量のデータを蓄積し処理するミドルウェアとしてはHadoopが有名だが、ElasticsearchはHadoopと同様に大量のデータを分散して蓄積する能力はもちろん、全文検索機能や強力なデータの検索/集計API等、データを分析、活用するプラットフォームとして、他のミドルウェアを凌駕する機能を備えている。

同社のノウハウとElasticsearchのポテンシャルを組み合わせることで、高度な分析によるビジネス可視化が実現できることから、提携に至った。

 

【今後の取り組み】

同社は今後、以下の取り組みを進めていく。

1.WEBサイトの速度可視化/品質可視化の実現

Webサイトのコンテンツやユーザの端末、ネットワーク速度による応答時間の差異の可視化、コンテンツの品質可視化を実現し、問題点の絞り込みを容易にすることで、ユーザの快適なエクスペリエンスを実現とWebサイト運営者の収益向上を支援する。

 

2.機械学習を活用した需要や収益の未来予測や異常検知の実現

Elasticsearchの備える強力な検索/集計機能を利用して、高度なデータ分析による「未来予測機能」「異常検知機能」を実現し、同社の「ビジネスバリューダッシュボード構築サービス」に追加する。

「未来予測機能」により、顧客動向からの収益予測やレベニューマネージメントによる収益変化シミュレーションなどが可能になる。また、「異常検知機能」により、収益性の急激な変化検出や、不正アクセスの検出等、未来予測から外れた変化をいち早く検出することが可能になる。

 

3.Elasticsearchサブスクリプション販売/導入コンサルティング/技術支援サービス

「Revealing Insights from Data」の言葉が示す通り、Elasticsearchは全文検索機能や多様なデータ検索・集計機能を通じて、企業の統合されたデータから知見を引き出す手段を提供する。

また、大規模システムでのElasticsearch活用には、Elastic社の提供するコマーシャルプラグイン(Marvel, Watcher, Shield)が非常に有効であり、その活用にはElastic社の支援が欠かせない。

Acroquestはこれまで培ったノウハウとElastic社とのパートナーシップを活かし、Elasticsearchの導入に向けてのコンサルティングや技術支援サービスを展開していく。

これら卓越した運用能力「Operational Excellence」実現のコアソリューションを提供することで、ユーザ企業に、変化の激しいビジネスシーンを勝ち抜くための支援を行っていく。

 

*1 Elasticsearch :FacebookやNETFLIX社等著名な企業が導入していることで注目を集めている全文検索エンジン。

*2 ビジネスバリューダッシュボード構築サービス : システム性能を可視化し、システムがビジネスに与える影響を把握可能とするダッシュボード構築サービス。同サービスを導入することで以下が実現可能になる。
・システム状況に疎遠であった経営者・事業担当者でも、ITシステムがビジネスに与える影響を掴むことが可能
・経営状況を可視化することにより、経営者とIT部門間の円滑なコミュニケーションが可能
・システム状況が経営に与える影響を可視化することにより、的確なIT投資やビジネス改善を進めることが可能

 

【関連リンク】
アクロクエストテクノロジー株式会社
elastic{on}
Elasticsearch
ビジネスバリューダッシュボード構築サービス

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