株式会社Hacobuは、トラックのポートに差し込むだけで設置・給電・利用が可能な車載専用端末「MOVOスティック(ムーボスティック)」シリーズより、従来のツールでは運用の都合上使用が難しいといった声に応え、新たに「結線タイプ」の提供を2017年8月21日から開始した。
「MOVO」の運行管理ツールは、「ムーボスティック OBDIIタイプ」「ムーボスティック シガーソケットタイプ」「ムーボ・アプリ(スマホアプリ)」に続き、本商品で全4種類となる。
「MOVOスティック」は、これまで「OBD給電タイプ」と「シガー給電タイプ」があったが、「トラックの型番が古くOBDIIのポートが無い」「シガーソケットを他の用途に使っている」など、トラックの状況によっては運用上の問題などにより導入が難しい車両もある、という声があった。今回新たに「結線タイプ」が加わったことにより、より多くのトラックへ、運送会社向け動態・運行管理サービス「MOVO」をご提供できるようになった。
「MOVOスティック 結線タイプ」特長
「MOVOスティック 結線タイプ」は、ポートに差し込む形ではなく、トラック車体の電源に結線して設置するタイプのため、今までのOBD給電タイプ・シガーソケットタイプでは、運用上導入が難しかった車両にも導入できる。
5秒に1回の位置取得が可能で、市街地等での細かい動態など、他社製品では見えなかった軌跡を把握できるため、実際に市街地で個配を行う大手事業者への導入実績もある。
「MOVOスティック」はトラックのポートに差し込むだけですぐにご利用できる、リアルタイム位置情報取得の車載専用端末。通常のスマホアプリなどと異なり、設置後の都度操作や給電の手間がないため、ドライバーの作業負担を増やすことなく、位置情報管理の導入・運用が可能。
また、「MOVOアプリ」はスマホで同様の機能を実現するアプリであり、ドライバーにスマホを支給されている運送会社など、スマホの導入が現場に進んでいる会社を中心に導入されている。
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