キヤノンITSとPTCジャパンが “ものづくり”におけるワークスタイル変革を支援する「スマートPLMサポートサービス」を提供開始

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社と、PTCジャパン株式会社は、メーカーにおける設計・開発業務を、在宅でも安全・安心にリモートで作業が可能となる「スマートPLMサポートサービス」を提供開始している。場所を選ばない設計・開発環境の実現で、ものづくりでのワークスタイル変革を支援する。

昨今、ものづくりの国内回帰、育児や介護により職場を離れざるを得ない状況など、国内の製造業では現在も深刻な人材不足が続いている。慢性的な人材不足は、サービス残業や長時間労働等の労働環境の悪化や製品品質の低下といった問題を生み出しており、企業における働き方の構造改革は、今や最も重要で且つ早急に取り組むべき課題となっている。

このような課題を解決するため、キヤノンITSとPTCは働く場所にとらわれず従来のものづくりの概念を変え、“いつでもどこでも”設計業務を行うことができる「スマートPLMサポートサービス」を9月上旬より提供開始する。「スマートPLMサポートサービス」は、製品の企画、製造、出荷、販売、保守までの情報を一元管理できるPLM(Product Lifecycle Management)を堅牢なクラウド基盤上で展開し、キヤノンITSの「エンジニアリングサービス」と組合せ、製品データの共有およびリモートワークでのチームコラボレーションを実現する。

世界で150万ライセンス以上が導入されている「PTC PLM Cloud」とキヤノンITSのノウハウを融合

従来型のPLMでは、初期のシステム構築から運用段階も含め多くの時間とコストを費やし、投資対効果が不明瞭なケースがあった。そこで世界中で実績のある「PTC PLM Cloud」と、キヤノンITSのシステム構築及び運用ノウハウに加え、PLMを素早くスタートさせるために独自開発をしたツールを取り入れた「エンジニアリングサービス」を組み合わせることで、時間とコストを大幅に削減しながらPLMを迅速に立ち上げることが可能になった。その結果、導入企業は早期に投資回収のフェーズに入り、QCD改善による経営課題の解決や製品戦略や技術戦略といった本業であるものづくりに専念することができる。

クラウド型テレワークシステムの活用で、リモートでのワークスタイルが可能

「PTC PLM Cloud」が持つ強固なセキュリティに加え、キヤノンITSのクラウド型テレワーク支援システム「テレワークサポーター」を組み合わせることで、在宅勤務者やサテライトオフィス、開発パートナーなど勤務場所に関係なくチームとして勤務状況と作業状況を共有しながらも、ローカルマシンに設計データを残すことなく、安全・安心で生産性の高い設計環境を実現できる。また、リモートでのワークスタイルが浸透することで、企業全体における従業員の満足度向上も見込まれる。さらに、企業アセット(ビル、事務所、電気代等)の見直しやBCP(事業継続性計画)の観点でも、大規模災害で従業員が会社に出社ができない状況において事業継続に対応できる環境の構築が可能となる。

 

スマートPLMサポートサービス(※1) 1,200万円(1年間)~(※2)

 ※1 PTC PLMクラウド基本ライセンス(15ユーザー)、テレワークサポーター(5ユーザー)、エンジニアリングサービス(初期環境セットアップ、基本項目設定、スタートアップ教育)が含まれている。
 ※2 個別要件によるカスタマイズの有無によって年間利用料は変動

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