ルネサスとコージェント、次世代の自動駐車システムに向けた3Dサラウンドビューソリューションの開発で協業

ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス)と車載用ソフトウェアのCogent Embedded Inc.(以下、コージェント)は、次世代の自動駐車システムに向けた3Dサラウンドビューソリューションの開発で協業することを発表した。

この新ソリューションは、ルネサスの低消費電力な車載情報・ADAS用SoC(System on Chip)「R-Car V3M」と、コージェントの3Dサラウンドビューソフトウェアで構成される。

R-Car V3Mに内蔵されるひずみ補正ユニットであるIMR(Image rendering Unit)とコージェントのソフトウェアにより、GPU(Graphics Processing Unit)なしでも低消費電力で普及帯価格の3Dサラウンドビューが実現できるという。

それにより、エントリークラスまたはミドルクラスのクルマへ3Dサラウンドビューシステムの搭載が可能となるほか、コージェントによるソフトウェアのカスタマイズサービスを用いることで、ユーザーは自社の製品の差異化に専念した効率の良い開発が可能になる。

新ソリューションは、SoCはルネサスから、またソフトウェアはコージェントから、本年12月より提供予定。

特長は以下のとおりだ。

  1. 3Dサラウンドビューソフトウェアはカスタマイズが可能である
    新ソフトウェアはコージェントによる3Dサラウンドビューソフトウェアをもとに、R-Car V3M向けに最適化されたものとなっている。そこから、ユーザーによる高度なカスタマイズが可能であり、コージェントによる受託開発も可能。
  2. 低消費電力なR-Car V3Mにより3Dサラウンドビューシステムから自動駐車システムへの発展が可能

    R-Car V3Mは低消費電力を実現する専用のひずみ補正ユニットであるIMRを内蔵しているため、GPUを用いずに低消費電力ながらリアルタイムな360度サラウンドビュー機能を持つ。

    また、像の絵づくりや認識処理向けにセンサ信号の変換処理を行うISP(Image signal processor:画像センサ信号処理エンジン)を搭載。ISPを搭載しない廉価なカメラを用いてシステムを構成することでBOM(bill-of-materials)コストの低減が可能だ。

    専用の画像認識エンジンであるIMP-X5を搭載しているため駐車枠や歩行者、障害物検知などの認識機能も有する。これらの機能によりユーザは、3Dサラウンドビューシステムだけでなく自動駐車システムへの発展が可能だ。

【関連リンク】
ルネサス(Renesas)
コージェント(Cogent Embedded)

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