KDDIとクーガー、Enterprise Ethereumを活用したブロックチェーン「スマートコントラクト」の実証実験を開始

KDDI株式会社、株式会社KDDI総合研究所、クーガー株式会社の3社は、ブロックチェーン技術を利用した分散アプリケーションプラットフォームEnterprise Ethereumを活用した「スマートコントラクト」の実証実験を開始する。また、KDDIはEnterprise Ethereum Alliance(※1)に加入したと併せて発表した。

「スマートコントラクト」は、ブロックチェーンを活用した技術によって、あらかじめ取り交わされた約束や契約を改ざんが困難な形でプログラム化し、条件が合致した際に自動執行する仕組みだ。

今回の実証実験では、KDDIの既存事業に加えて非金融事業を含めEthereum (※2) 等のプラットフォーム上で開発されたオープンサービスや、協業先サービス連携を想定した「スマートコントラクト」活用の事業上および技術上の課題と効果を検証する。

第一弾として、KDDI、KDDI総合研究所、クーガーは共同でブロックチェーン技術を活用し、携帯電話の店頭修理申し込みから完了までの工程におけるリアルタイムな情報共有およびオペレーション効率化の可能性を検証するという。

さらに「スマートコントラクト」により、修理事業とは別事業であるリユースサービスなど異なる事業者間におけるシステム連携の可能性を技術検証する。具体的には、携帯電話の修理の際、修理価格、機種変更価格、中古市場価格など異なるシステム間の情報をプログラムが自動判別し最適な契約が行えるかを検証していく。

KDDIは今後、クーガーに加えブロックチェーンデベロッパーのトライデントアーツ株式会社、リーガルテックの株式会社ケンタウロスワークスなどEnterprise Ethereum Allianceの加入メンバーと連携し、「AI × IoT × ブロックチェーン」による次世代サービス基盤の開発を検討していく方針だ。

※1 Enterprise Ethereum Alliance:Enterprise Ethereum技術のユースケースの共有、標準化の策定、オープンソースプログラムを開発するためのアライアンス。参加企業は150社を超える。
※2 Ethereum:ブロックチェーン上で中央管理システムが存在しなくても自動的に稼働する「非中央集権型アプリケーション (DApps) 」と「スマートコントラクト」を構築し実行できるアプリケーションプラットフォーム。

【関連リンク】
Enterprise Ethereum Alliance
ケイディーディーアイ(KDDI)
KDDI総合研究所(KDDI Research)
クーガー(Couger)
ケンタウロスワークス(Centaurus Works)

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