ニューヨーク州電力公社(NYPA)とGE、デジタル・ユーティリティ創設に向け協業

GEはニューヨーク州電力公社(以下、NYPA)にソフトウェアとプロフェッショナルサービスを提供することに合意した。同協業によりNYPAは16カ所の発電施設や1,400マイルにおよぶ送電線ネットワークから州全域をモニターする1,000カ所以上の公共ビルまで様々な状況におけるオペレーションのデジタル化にGEと取り組む。

NYPAの目的はデジタルソリューションを活用し、発電から需要家まで電力バリューネットワーク全体を最適化することにより、信頼性が高く手頃な価格で環境負荷を抑えた電力を実現することだ。

GEのアセット・パフォーマンス・マネジメント(APM)によって、発電機器と送電機器をスマートかつレジリエントにし、潜在的な停電トラブルを防ぐことがNYPAとGEと2016年に締結したアグリーメントに含まれていた。

そして今回の新たな締結においては、NYPAのインダストリアルIoTプラットフォームとしてGEのアプリケーション開発プラットフォームPredix(プレディックス)が導入される提案が含まれ、NYPAの火力発電施設、水力発電施設の効率と信頼性を向上させるためにGEのソフトウェアを拡張して活用することが含まれている。

NYPAはニューヨーク州ホワイトプレーンズにあるスマート・オペレーション・センター(iSOC)における発電・送電機器すべての稼働状況を可視化するダッシュボードを構築するため、Predixベースのソフトウェアも導入予定だ。

さらに、厳正な選定プロセスの一環としてNYPAはGEグループのCurrentからインテリジェントな環境技術を導入し、公共の建物と地方自治体の顧客基盤全体にわたり、エネルギー効率とデジタルでの生産性の向上を目指す。

CurrentのCityIQ(シティアイ・キュー)インテリジェントセンサーのノードはニューヨーク州で展開されている複数のスマートシティプロジェクトで設置されているNYPAのLED街路灯と統合される予定だ。

また、このプロセスの一環としてNYPAはCurrentの最新エネルギー管理ソフトウェアAllSites(オールサイツ)をニューヨーク州の全域の公共および民間施設運営者にエネルギー使用に関するタイムリーなデータを提供する、NYPA本社のエネルギーマネジメントセンターである「New York Energy Manager」(ニューヨーク州アルバニー)に導入予定だ。

【関連リンク】
GE(General Electric)
ニューヨーク州電力公社(NYPA)

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