TOP >
要素技術 > エイビット、通信インフラなしで自律的通信可能な無線ネットワークを開発
株式会社エイビットは、インターネット接続ができない状況でもゲートウェイ間の自律的な通信を行うことができる無線ネットワークを開発した。
現在、各地で実証実験が行われているLoRaWANなどのネットワークではクラウドサービスやネットワークサーバが必要だが、同システムではゲートウェイ同士がメッシュ接続を行いリレー通信ができるため、クラウドサービスを使わなくても広域自営ネットワークの構築が可能だという。
また、通信インフラに障害が発生した状況でも、広域に配置されたデバイスからの情報伝達・警報通知ができるため、防災ネットワークなどの構築に適している。
つまり、通常時はLoRaWANネットワークとしてデバイスからのデータをネットワークサーバに集約して一括監視を行い、通信インフラの障害発生時はゲートウェイ間の通信に切り替え、ゲートウェイに接続されるパトランプ等での警報や管理用PCへの通知と言ったシステムの構築が可能ということだ。
なお、同システムは無線通信方式としてLoRa方式を採用しているため、無線免許は不要だ。
用途は主に以下が想定されている。
- 防災用途:雪崩/地すべり/水害などの監視
- 設備監視
- ビニールハウスの温度監視
- 動物捕獲用罠の監視
【関連リンク】
・エイビット(ABIT)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?