NTT Comとヴイエムウェア、俊敏性・信頼性・管理性・高セキュリティに応えるクラウド ネイティブプラットフォームの提供を目指し、協業を発表

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下: NTT Com)とヴイエムウェア株式会社は、企業のクラウド ネイティブ アプリケーション利用のさらなる促進に向けて、次世代のクラウドプラットフォームの提供で協業し、クラウド ネイティブのサービス化をともに進めていくと発表した。

 

近年、クラウドを活用した企業のIT化が急速に進んでいるが、クラウド上で稼働するアプリケーションの多くは、「クラウド イネーブルド アプリケーション(Cloud Enabled Application)」と呼ばれる、企業内システム向けに開発された従来型アプリケーションだ。

一方、モバイルコンピューティングやIoT、ビッグデータに代表される新しい時代のITの到来とともに、クラウド利用を前提としたアプリケーション「クラウド ネイティブ アプリケーション」の利用が急速に進んでいる。

 

ヴイエムウェアは、企業が従来型アプリケーションに投資してきた人材やITインフラ、各種プロセスの保護と、モバイル コンピューティングやIoTなどに最適化された革新的なクラウド技術の開発、導入を両立させるため、クラウド イネーブルド、クラウド ネイティブを問わずあらゆるアプリケーションを迅速、かつ安全に開発、導入、利用できるITモデルを提供している。

このような新しいニーズに応えるために、クラウド ネイティブ アプリケーションの大規模展開を可能にする専用基盤となる「VMware Photon™ Platform」のテクノロジープレビューを発表した。

さらに先頃、IT部門が既存のエンタープライズ アプリケーションとともにコンテナ型アプリケーションも稼働させることができるようにする技術「VMware vSphere® Integrated Containers」のテクノロジープレビューも発表した。

 

一方で、NTT Comは、2012年に企業向けのクラウドサービス「Enterprise Cloud」を提供開始し、現在、11ヶ国14拠点でグローバル統一仕様のサービス提供をしている。また、Enterprise Cloudの次期サービスの提供に向け、ベアメタルサーバーやマルチハイパーバイザー環境を利用できる専用型のクラウドと、専用型とSDN接続する共有型のクラウド提供を予定している。さらに、幅広いAPIの対応や、VPN接続によるセキュアなアクセスと、クラウドリソース管理のためのポータル機能を提供していく。

これにより、クラウド イネーブルド アプリケーションとクラウド ネイティブ アプリケーションの双方に対応するクラウドサービスを提供する。企業は、適材適所で最適なクラウドサービスをセキュアに利用し、効率的な運用管理が可能となる。

 

NTT Comとヴイエムウェアは、2007年にNTT ComがVMware サービスプロバイダとなって以来、ともにクラウド コンピューティングをけん引してきた。その後VMware vCloud Networkに参画し、クラウド イネーブルド アプリケーションを稼働させる企業向けクラウドサービス提供で協業を進めてきた。加えて、2013年には、NTT Comの「Enterprise Cloud」に、ヴイエムウェアのネットワーク仮想化技術を世界に先駆け採用するなど、NTT Comはクラウド業界をリードする先進的な取り組みを展開している。

 

NTT Comとヴイエムウェアは、クラウドネイティブプラットフォームの成長を加速させるため、クラウド コンピューティングの取り組みを拡大させる。両社は、以下の取り組みを展開し、企業が求める俊敏性、信頼性、管理性、高セキュリティに応えるクラウド ネイティブプラットフォームの提供を目指す。

●両社の技術とサービスを組み合わせたクラウドネイティブプラットフォームの実現
–    ヴイエムウェアはNTT Comに開発中製品のテクノロジープレビューを提供
–    ヴイエムウェアによるNTT Comへの技術支援
●NTT ComのEnterprise Cloud上での新しい製品・サービス化の検討
●両社による開発コミュニティの支援

これまでの協業で培ってきた技術やノウハウを基に、これらの取り組みを推進し、企業が求める俊敏性、信頼性、管理性、高セキュリティに応えるクラウド ネイティブプラットフォームの提供を目指す。

 

【関連リンク】
NTTコミュニケーションズ株式会社
ヴイエムウェア株式会社

Previous

SAPジャパン、日立、ESRIジャパンが将来予測を可能にするビッグデータ利活用システム基盤の開発検証を実施

NECの、IoT時代を見越したエッジコンピューティングを核としたプラットフォーム戦略

Next