IoT縛りの勉強会/LT大会 vol.9

本日、LIG社のびすけ氏及び、リレーションズの土屋氏が共同で開催している、IoT縛りの勉強会/LT大会 vol.9が、六本木ヒルズのGoogle本社で行われた。

冒頭、IoTLTの趣旨をリレーションズの土屋氏から「IoT関連のプロダクトや知識を共有する場」だという紹介があった。

IoTLT リレーションズ土屋氏

CUPA(クラウド利用促進機構)とIoTの取り組み 荒井氏 @ CUPA

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現在、IoT Controll Managerというのをつくっているという紹介があった。内容としては、様々なシナリオに応じたユースケースに応じて必要なモノとつながって動的にコントロールするというものだそうだ。2016年春にリリース予定とのこと。

また、クラウド利用促進機構というところでは、クラウドの普及と利用の促進をやっていて、「IoTイノベーターズ」ということをやったり「Cloud Show Japan Cloud Community」というイベントを実施したりしているということだ。

CUPAとIoTの取り組み 荒井氏 @ CUPA

CUPAとIoTの取り組み 荒井氏 @ CUPA

IoTシンセサイザーを作ってみた 井上氏@東京工芸大学

IoTシンセサイザーを作ってみた 井上氏@東京工芸大学

音響合成するためのライブラリMozziを使って、持ち歩けるシンセサイザーを作ってみたということだ。

IoTシンセサイザーを作ってみた 井上氏@東京工芸大学

iPhoneからシンセサイザーを操作できるという動画がデモンストレーションされた。

IoTシンセサイザーを作ってみた 井上氏@東京工芸大学

IoTシンセサイザーを作ってみた 井上氏@東京工芸大学

この基盤、実際は裏側も見せてもらえたのだが、すごく複雑な半田作業になっていて、製作の苦労がうかがわれる。また、音を別のスマートフォンで調整できるところまでもって行っている。
ここまでできてくれば製品化を目指すのもいいのではないかとさえ感じた。

バイブでLチカしてみた 竜口氏 @ Loco Partnersのインターンのヒト

バイブでLチカしてみた 竜口氏 @ Loco Partners

みなさん使ってないスマホをお持ちではないだろうか?それを実際に分解してみると、iphoneだと右上のところにバイブレーション用のモーターがついていることがわかる。

このモーターはもちろん電源が通っているので、その電源を使って別のモーターを動かし、クルマを作ったというデモだ。

バイブでLチカしてみた 竜口氏 @ Loco Partners

さらに、他のiPhoneで、使わないiPhoneが装備されたクルマをリモート操作してモーターをうごかしてみたという、ラジコンがデモされた。

バイブでLチカしてみた 竜口氏 @ Loco Partners

ただ、基盤をつかってラジコンをつくるのではなく、いらなくなったiPhoneで作ったところが面白かった。今後ラジコンの自動運転も実現したいということだ。

照度センサーで室内音楽をコントロールする! 山口健哉氏 @ Loco Partners

照度センサーで室内音楽をコントロールする! 山口健哉氏 @ Loco Partners

まったく電子工作未経験だったという山口氏が、IoTLTと知り合ってはじめたことが説明された。

まず、電気工作の概要を掴むために、「温度調整機能のある半田を買う」「抵抗をカラー抵抗早見表を参考にした」「JS Board Shibuyaに参加した」ということを実践したということだ。

また、秋葉原を歩く、ことでいろんな部品があることがわかったり、電気工作の基礎知識を学ぶことができたともいう。

照度センサーで室内音楽をコントロールする! 山口健哉氏 @ Loco Partners

照度センサーで聞きたい曲をコントロールするモノをつくったということだ。

SORACOMのAPIを使ってSIMにあんなことやこんなこと(仮) 山口博史氏 @AMG Solution

SORACOMのAPIを使ってSIMにあんなことやこんなこと(仮) 山口博史氏 @AMG Solution

SIMをつけた端末に、速度クラスミニマムで接続しているSORACOM。今回デモで作ったプログラムを動かすと、APIに接続して、JSONから値が帰ってくるというデモだ。

SORACOMのAPIを使ってSIMにあんなことやこんなこと(仮) 山口博史氏 @AMG Solution

動画ボタンを押したら一時的に通信速度をはやめて、一定の通信料にディアクティブするなどができそうだということだ。

SORACOMのAPIを使ってSIMにあんなことやこんなこと(仮) 山口博史氏 @AMG Solution

Simple IoT BoardでIoT 勝純一氏

Simple IoT BoardでIoT 勝純一氏

Simple IoT Boardというものを作った。mbedというマイコンモジュールを(ブラウザでプログラミングできるマイコンモジュール)の拡張ボードだ。

Simple IoT BoardでIoT 勝純一氏

スイッチやセンサーモジュールを半田付けせずにつけられるGroveというモジュールが利用できる。

Simple IoT BoardでIoT 勝純一氏

これを使うと、
・安価で複製できる
・省エネ(70-90mA程度)
・使用例として、ガスセンサーとつなげて、漬物の匂いを検知して通知するなんてものが作れる
・室温度センサや気圧センサを簡単につなげるようにできる。
とのことだ。

参考:Simple IoT Board

Talk Eggをラズパイで作ってみる 小泉 @ IoTNEWS

Talk Eggをラズパイで作ってみる 小泉氏 @ IoTNEWS

Talk Egg Projectというのを発足し、新しいサービスを検討しているが、そのデモをRaspberry Piで実施したことを報告した。

Raspberry Pi2とSORACOM Air, AWS IoTといった、旬なものを組み合わせて、2台のRaspberry Piがつながりボイスメールを飛ばし合うというデモだった。

920MHz帯特定小電力無線 松本 昇氏@株式会社シーエスファーム

920MHz帯特定小電力無線 松本 昇氏@株式会社シーエスファーム

902MHz帯の無線通信について、周波数が低いと長距離伝送ができて、回り込むが伝送速度が遅い、高いと逆になるということだ。

920MHz帯特定小電力無線 松本 昇氏@株式会社シーエスファーム

IoTを取り巻く通信には、Mobile Acccess(ケータイ事業者), WiFi(2.4GHz, 5GHz), Bluetooth,BLE,Zigbee(2.4GHz), 特小無線(920MHz)があり、920Mhzの特徴としては、数百メーターから数キロと長距離飛ぶ、干渉が少ない、消費電力が少ない、マルチホップの機能があるという特徴があるということだ。

モジュールで取得した温度をクラウドに飛ばしてグラフにしするというデモも行われた。

エンタープライズIoTの妙な盛り上がり 大川真史氏@三菱総研

エンタープライズIoTの妙な盛り上がり 大川真史氏@三菱総研

エンタープライズIoTの事例として、Raspberry Piを使ったデモをやったところ、これまで苦労してプレゼンをしてもまったく理解してくれなかった大企業の顧客が、わかってもらえたということだ。

エンタープライズIoTの妙な盛り上がり 大川真史氏@三菱総研

最近の動きとしては、IoT推進コンソーシアムや、ロボット革命イニシアチブ、インダストリアルバリューチェーンイニシアチブ、といった団体があるということで、これらの国主導の取り組みは実際は、予算ばかり注ぎ込まれてITがわからない人がやっているということだ。

おうちハック系開発イベント紹介 大和田茂氏@Sony CSL

おうちハック系開発イベント紹介 大和田茂氏@Sony CSL

現在、おうちハック同好会という会を開催しているとのことだ。

これまでのスマートハウスは技術者目線で使えないものが多かったので、生活デザインアプリコンテストというコンテストを実施することとなった。

おうちハック系開発イベント紹介 大和田茂氏@Sony CSL

おうちハック系開発イベント紹介 大和田茂氏@Sony CSL

おうちハック系開発イベント紹介 大和田茂氏@Sony CSL

募集カテゴリーとしては、スマートハウス用Webアプリケーション、機械学習で電力予測という二つのカテゴリーで募集しているということだ。

参考:生活デザインアプリコンテスト

Node-REDでSORACOM Airを操作する 古城篤氏@株式会社ウフル

Node-REDでSORACOM Airを操作する 古城篤氏@株式会社ウフル

Raspberry Piの中に、Node-REDがインストールされている。Node-REDは、プログラミングをしなくても、モジュールをドラッグアンドドロップすることで、Raspberry Piを動かすことができるのだ。今回は、SORACOMを制御するプラグインをつくったということだ。

Node-REDでSORACOM Airを操作する 古城篤氏@株式会社ウフル

SORACOMのSIMカードのIDをコピーして、アクティブにするという処理を加え、スイッチを押すと、使用中に変わる。グループを一括で操作するようなこともできるというデモだった。

Node-REDでSORACOM Airを操作する 古城篤氏@株式会社ウフル

Eddystone + 関連API連携 Yamaguchi Yoshifumi氏 @ Google

Eddystone + 関連API連携 Yamaguchi Yoshifumi氏 @ Google

最近Beaconというと、BLT Beaconや音波Beaconなどいろいろある。

Eddystone + 関連API連携 Yamaguchi Yoshifumi氏 @ Google

室内に入った時にマップがみれなくなることもあり、Beaconをやりはじめた。

Eddystoneはオープンな規格で、Android/iOS両方対応している。複数種類のデータ形式を送出可能だ。

Eddystone + 関連API連携 Yamaguchi Yoshifumi氏 @ Google

Eddystone + 関連API連携 Yamaguchi Yoshifumi氏 @ Google

iBeacon対応のビーコンをアップグレードすれば、Eddystone対応も可能だ。

Eddystone + 関連API連携 Yamaguchi Yoshifumi氏 @ Google

Eddystone + 関連API連携 Yamaguchi Yoshifumi氏 @ Google

IDや位置などを管理できるAPIが準備されているので、ビーコンの管理はいらなくなるとのことだ。

参考:Beacons

BigQuery + fluentd on Raspi Ian Lewis氏 @ Google

BigQuery + fluentd on Raspi Ian Lewis氏 @ Google

BigQueryは大規模なデータを早くクエリーできるサービスだ。100億個のデータを10秒で検索できるというものだ。

BigQuery + fluentd on Raspi Ian Lewis氏 @ Google

今回IoTのデモとしてParticleという小さな組み込み系のチップを使ってみた。

BigQuery + fluentd on Raspi Ian Lewis氏 @ Google

自宅に置かれたセンサーで、気圧や温度をとって、Goでつくったアプリで取り出し、BigQueryに流すというデモが行われた。

BigQuery + fluentd on Raspi Ian Lewis氏 @ Google

参考:BigQuery

IoTとデザインの話 のびすけ氏@ LIG

IoTとデザインの話 のびすけ氏@ LIG / TOLABL

ヒトbitというサービスを作った(hitobit.city)。

リアル連動なIoTコンテンツ。人感センサーでコ・ワーキングスペースなどにいるヒトを検知し、スペースの盛り上がりがわかるようになるというものだ。

Web上や、コ・ワーキングスペース内のディスプレイで、「エンジニアたちがつながる」ということが実現したかったということだ。

IoTとデザインの話 のびすけ氏@ LIG / TOLABL

ヒトbitというサービスを作るにあたり、データのビジュアライズをどう表現するか?を考えたということだ。

「集まってくるヒト」「発展する街」

初期アイデアは、ヒトが集まると丸が増えて、円が大きくなって、ヒトがつながるというコンセプトだったが、最終的には、人間に寄り添ったデザインをしたい。と思ったという。
IoTはデータの活用が騒がれるからこそ、データの意味に気をつけた!と締めた。

参考:ヒトbit

実際にいろんなモノを作ってみた話が多くて、今回もとてもいい刺激になった。これから基盤をつかったLチカをやってみようというヒトも、組込製品の現場で実際にモノをつ食っているヒトもいて、今後もいろんな情報交換ができる素敵な会としてつづけて行って欲しいと感じた。次回は記念すべき10回ということで人気すぎて席が取れるかどうかが心配だが、開催は楽しみだ

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