オムロン、マシンオートメーションコントローラ形NJ101 データベース直結モデルを発売

オムロン株式会社は、現場主導のビッグデータ活用やIoT対応によるモノづくり革新の中核を担う制御用コントローラとして、マシンオートメーションコントローラ「形NJ101」シリーズにデータベース接続CPUユニット形NJ101-9020(制御軸数 0軸) と形NJ101-1020(制御軸数 2軸)をラインアップに追加し、2015年12月1日より発売する。

オムロンは、「形NJ101データベース接続CPUユニット」を、2015年12月2日(水)から4日(金)まで、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催される「システムコントロールフェア2015」に展示する。

 

「形NJ101」シリーズは、Sysmacオートメーションプラットフォーム(*1)が誇るアプリケーション機能やソリューションを、既存の生産設備や汎用的な装置に適用できるよう、ハードウェア性能をシンプル化した、マシンオートメーションコントローラのエントリーモデルだ。2015年4月に発売を開始し、様々な生産現場で既存の生産設備や汎用的な装置に採用されている。

今回発売する「形NJ101データベース接続CPUユニット」は、「形NJ101」シリーズに生産現場の情報を収集・活用できる機能を搭載、専用ツールやミドルウェアを介さずに、マイクロソフト社製「Microsoft SQL Server」など各種データベースと直結する。システム構築においてICT関連のプログラミング知識を必要とせず、生産現場で広く使用されているラダー言語の知識を用いたプログラミングによって、製造工程でのデータ活用が可能だ。ユーザーは既存の設備に後付けすることで、生産性の向上や予兆保全、品質トレーサビリティの構築に向け製造工程のビッグデータ活用やIoT対応を小規模かつ簡単に始めることができる。

 

近年、市場のグローバル化や製品ライフサイクルの短期化など、製造業を取り巻く環境は大きく変化し、各社が直面する課題は多岐に渡り複雑かつ高度化している。こうした中、モノづくり現場にIoTやビッグデータ活用など最新のICTを導入するニーズが世界的に高まっており、製造装置や工程の稼働状態をきめ細かくタイムリーに把握することが益々重要となっている。

オムロンは、こうしたモノづくり革新に対するニーズの変化を先取りし、2013年4月に「形NJ501データベース接続CPUユニット」を発売、生産現場に存在する大量のマシンデータを用いた製品品質の向上や、生産プロセスの改善を迅速に行うソリューションをいち早く提供してきた。

今回新たに「形NJ101 データベース接続CPUユニット」を発売することで、オムロンは、さらに幅広い製造工程や装置でのビックデータ活用を促進し、製品の品質強化や生産性向上に加え、機器や装置の故障によるライン停止を未然に防止するための情報を製造現場にフィードバックするなど、現場主導による「進化する工場」の実現に貢献します。

 

【主な特長】

データベースへのダイレクト接続をSysmac オートメーションプラットフォームの上に搭載し、One Controllerで実現したことにより、以下3つの価値を提供する。

1. 確実: 制御プログラムからマシンデータを抜け漏れ無く、直接データベースへ格納。
2. 高速: 最速20msec(*2)ごとにデータを送る高速接続を実現。制御周期単位にマシンデータを収集・格納することも可能。
3. 簡単: ファンクションブロックでデータベース接続命令を提供。変数とファンクションブロックを使うだけでデータベース接続ができる。

また、画像処理システム FHシリーズと組み合わせることにより、検査画像とマシンデータを紐付けて保存するシステムが構築できる。

オムロン、マシンオートメーションコントローラ形NJ101 データベース直結モデルを発売

■接続可能なデータベース
・ Microsoft SQL Server
・ Oracle Database
・ IBM DB2
・ MySQL
・ Postgre SQL (新規対応)
・ Firebird

 

*1  Sysmacオートメーションプラットフォーム:
モ ノづくり現場におけるオートメーションの構築に必要なさまざまな制御要素を一つにつないで制御し、一つのソフトウェアで管理する、オートメーション機器の最新プラットフォーム。世界標準のプログラミング言語体系に準拠し、グローバルオープンなネットワークを採用、グローバルで標準化したシステムの構築を可能にしている。また、機械や装置内の制御ネットワークに接続された機器と、生産現場の情報通信ネットワークをシームレスに接続。ネットワークに接続した機器をオートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」で一元的に操作し、開発生産性の高いプログラミング環境を実現する。

*2  NJ501シリーズの場合

 

【関連リンク】
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