PALTEK、コーデンシと販売協力でサーモパイルセンサ、 照度センサモジュールを提供開始

株式会社PALTEKは、光センサを提供するコーデンシ株式会社と販売協力体制を構築し、コーデンシ製のサーモパイルセンサモジュールおよび照度センサモジュールの販売を開始すると発表した。

サーモパイルは熱エネルギーを電気エネルギーに変換する電気部品で、物体から発せられる放射エネルギーを計測することが可能。非接触温度計などに応用されている。サーモパイルは非接触で温度を測定するため、接触による温度変化を考慮することなく、測定値が短時間で安定するため、短時間で測定できるメリットがある。

顧客はこれらのセンサモジュールを活用することで、センサからのアナログ出力をシステムに組み込み、製品の市場投入の短期化に取り組むことができる。また、モジュールに組み込まれたマイコンのファームウェア・プログラムを変更することで、利用目的に最適なセンシングデータを使用できるという。

温度センサや照度センサを機器に組み込む際には、センサからのアナログ出力に対する温度補正や照度補正の複雑なキャリブレーション作業および温度値[℃]・照度値[Lx]の算出作業が必要となる。

キャリブレーションとは、センサおよびモジュールの個体差のばらつきを、ある一定量に均一化すること。

これにはセンサ特性およびアナログ技術に関する知見が必要であるため、センサを組み込んだ機器を容易に開発する障壁となっていた。
 

コーデンシは光を中心とした技術で機械に視覚や触覚を持たせる光センサを軸に光半導体を開発・製造している。赤外線リモコン、プリンタ用光学式エンコーダ、フォトインタラプタなど、顧客のニーズに対応できる体制を構築している。

PALTEKは日本のエレクトロニクスメーカーに対して、FPGAやASSP、アナログ、メモリなどの半導体や受託設計サービスを提供し、エレクトロニクスメーカーの製品開発をサポートしている。

PALTEKは今後成長の見込まれるセンサ市場へのソリューションを強化しており、このたびのコーデンシ製センサモジュールの取り扱いはその一環だ。さまざまな機器にセンサが搭載されていく中、センサモジュールの提供はより幅広い顧客の製品開発に貢献できるとの狙いだ。

なお、今回提供を開始するコーデンシ製センサモジュールの開発にあたり、PALTEKのグループ会社である株式会社テクノロジー・イノベーションのセンサ信号処理技術が用いられており、コストパフォーマンスの高いセンサモジュールの提供が可能になっているという。

【関連リンク】
パルテック(PALTEK)
コーデンシ(KODENSHI)
テクノロジー・イノベーション(Technology Innovation)

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