クライシスマッパーズ・ジャパン、災害時に空撮によって地図を迅速につくりあげる「ドローン基地」を伊豆大島、相模原に立ち上げ。クラウドファンディングで4000万円に挑戦。

クライシスマッパーズ・ジャパンは、「災害発生後、被害状況を表す最新の『地図』を迅速に作成するためのドローンによる空撮部隊」の育成、市民による「ドローン基地」を伊豆大島、神奈川県相模原に設立するプロジェクトをクラウドファンディング「READYFOR」にて開始した。

今回のクラウドファンディングでは、11月24日から70日間、資金調達を行い、2月5日(火)23時の時点で目標金額の4000万円に達した場合のみ、実行される。

 

同プロジェクトは災害時に最も必要とされる「状況をきちんと把握できる正確な地図」を作成、被害状況を確認し、救援計画をたてることに役立つ。このような最新のテクノロジーを用いた災害救助は、災害大国日本において今後発展していく分野であり、その先駆けとなるプロジェクトだ。

クラウドファンディングでは、READYFOR最高金額となる4000万円に挑戦。リターンでは都内近郊設置予定ドローン練習場にてドローンを飛ばせる権利等を盛り込んだ。

https://youtu.be/Vu6a3DXZ1IM

 

【災害ドローン救援隊「ドローンバード」計画とは】

クライシスマッパーズ・ジャパンは、自然災害や政治的暴動などが起きた際に、現地の災害状況をオープンストリートマップ上に反映(マッピング)し、人命救助や支援活動のサポートを行っている。

現在、災害発生時には衛星写真などのデータを元にマッピングをしているが、そのデータを入手し、作業が始まるのに経験的に災害発生後2日間以上かかることを大きな課題としている。そのため、被災状況を詳細に伝える画像データを迅速に取得できる最新鋭ドローンを、正確に操縦できるパイロットを、市民の中から育成する計画を立ち上げた。

また、全国地域と連携しながら、活動の拠点となる「ドローンバード基地」を全国に約10ヶ所設置。この市民パイロットを「ドローンバード隊員」として、各基地に配備することで、どこで災害が起きても現場に急行でき、最短2時間以内に空撮し、その情報を公開することができると計画している。

クライシスマッパーズ・ジャパン、災害時に空撮によって地図を迅速につくりあげる「ドローン基地」を伊豆大島、相模原に立ち上げ。クラウドファンディングで4000万円に挑戦。

 

【プロジェクトの実行資金4,000万円を一般から募集】

このドローンバード計画の第一歩として、神奈川県相模原市と東京都伊豆大島に基地を設置し、そこに常駐するドローンバード隊員の育成を行う。また、安全性や空撮の性能が高いと世界的に認められているドローンの購入などを合わせて、プロジェクトの実行資金の一部として4,000万円をクラウドファンディングで募る。

■ クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクト名:
災害ドローン救援隊 DRONE BIRDをみんなの力で誕生させよう!
・募集期間:2015年11月24日(火)11時〜2016年2月2日(火)23時
・目標金額:4,000万円 
※ 同プロジェクトは目標金額4,000万円に到達しなかった場合支援者に返金される。

 

【関連リンク】
クライシスマッパーズ・ジャパン

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