アプリックスIPホールディングス、家電機器向け IoT 用アナログ半導体を開発。

アプリックスIPホールディングス株式会社は、家電機器を「IoT」製品にするために必要となるアナログインタフェースを1チップにしたIoT用アナログ半導体を開発したことを発表した。

 

【概要】

生活家電や調理家電等の一般的な家電機器は、AV機器等と違い、サーモスタット、水切れセンサー、ヒーターやモーター等のアナログ電子部品で作られており、スマートフォン等のデジタル機器やインターネット等のデジタル通信網につなぐには、個々の製品が使っているそれぞれのアナログ電子部品に合わせた変換回路を開発する必要があった。

同社では、平成22年以来、様々な家電機器や家庭用品をインターネットにつなげるための無線モジュールを独自に設計開発し、製造販売している。既に100 社以上の家電機器メーカーや家庭用品メーカーに利用されているが、製品をインターネットにつなげるために、個々の製品が使っているそれぞれのアナログ電子部品に合わせた変換回路を都度設計・開発する必要があった。

同社では、様々なアナログ電子部品の種類に合わせた変換回路の設計開発をほぼ網羅的に経験できたことにより、一般的な家電機器で使われているアナログ電子回路をほとんど全て変換できる回路を設計することが可能となり、今回の家電機器向けIoT用アナログ半導体を実現することができた。

また同社では、IoT 用アナログ半導体ともに CPU 等を含めたデジタル半導体も開発しており、Bluetooth等の無線通信用のモジュールと合わせて、1チップでジェネリック家電をIoT 化する半導体として家電機器メーカーや家庭用品メーカーに提供するとともに、既にIoT 用のデジタル半導体を発売してい大手半導体メーカーや半導体の受託生産を行っているファウンドリ(※1)等にもライブラリーとしてライセンス提供していく予定だ。

同社では、平成16年から基礎的な研究開発を行ってきた家電機器や家庭用品向けのM2Mの技術の経験実績及びノウハウを蓄積してきた。それらの集大成である今回のIoT用アナログ半導体が、平成32年には年間出荷台数が7億台(※2)に達すると見込まれているIoT家電機器の起爆剤となり、今後の収益の柱となるIoT事業の圧倒的な競争優位性を確固たるものにする根幹的な技術になっていくと考えている。

詳細は、同社HPを参照。

 

※1 半導体チップの製造を専門に行う企業。

※2 米国の市場調査会社IHSにより平成27年7月に公表された予測。

 

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