マクニカネットワークスと協和エクシオ、遠隔監視システムにおいて協業を開始

ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社と、株式会社協和エクシオは、韓国のN3N 社が提供する遠隔監視システム(以下、RCV (Remote Control & Visibility) for factory)の販売において協業し、5月1日より販売を開始する。

工場などで利用されている分散制御システム(Distributed Control System/以下、DCS)はクローズドネットワークで運用されているケースが多く、トラブルが発生した際に本社と遠隔地にある工場との間で DCS の画面やデータを共有することが困難だった。

そのため、問題点を把握し、解決するためには担当者が遠隔地の工場に度々行く必要があるなど時間を費やしてしまうといった課題があった。この課題に対して、N3N が提供する遠隔監視システム RCV は、複数拠点との情報共有を可能にするという。

RCV は、N3N が提供する可視化プラットフォーム IoT Editor「WIZEYE」とリモートデスクトップシステム(以下、RDS)で構成される遠隔監視システムだ。

WIZEYE は、企業内の様々な定型/非定型の異種データを統合/階層化してリアルタイムに可視化し、1 つのプラットフォーム上で分析を可能にするソフトウェア。RDS は、パソコンに DVI 接続するだけで、既存システムに影響を与えずにパソコン画面のキャプチャーと遠隔地への送信ができるだけでなく、同時に遠隔地からのパソコンの制御も可能にするハードウエアだ。

システム管理者は WIZEYE により問題を早急に検知し、RDS により離れた拠点との情報共有が行えるため、クローズドネットワークで運用される産業用システムにトラブルが発生した際も迅速な問題解決につなげることができるという。

RCV の提供においては、工場などの産業用システムにおいて多くの実績をもつ協和エクシオがシステム構築、工事、保守を請け負い、N3N の日本国内代理店であるマクニカネットワークスが RCV のライセンス提供を行う。

RCV の販売に先立ち、協和エクシオが運営する焼却施設の遠隔監視に RCV を導入、運用を開始しており、順次他の焼却施設への導入を進め、複数拠点の遠隔監視を同社の本社で一元的に実施することを計画している。

RCV の特徴は以下の通りだ。

  1. 既存の DCS に一切手を加えずに導入できるため、DCS のメーカーを問わず画面の転送、遠隔監視が可能
  2. キーボード、マウスによる DCS の遠隔操作が可能
  3. DCS 画面に加えて、監視カメラの映像を一つの画面でまとめて閲覧可能
  4. 複数拠点の DCS 画面、監視カメラ映像を纏めて本システムで管理可能

【関連リンク】
マクニカネットワークス(Macnica Networks)
協和エクシオ(KYOWA EXEO)
N3N

Previous

NEC、NTTドコモの5G商用サービスに向けた基地局装置の提供に合意

KDDI、応用地質、トヨタ、IoTで防災・減災を実現するデータ協業に合意

Next