ファーウェイのTSN、NB-IoT、e-SIMソリューション ーハノーバーメッセレポート6

ハノーバーメッセレポートの第六弾はファーウェイだ。

最近、通信関係のみならず多方面に影響力を増しているファーウェイだが、今回のハノーバーメッセでは”Leading New ICT, Connecting Bits & Gears”というテーマで多くの展示と発表を行った。

ファーウエイらしく、5Gのインダストリーでの利用の展示や、クルマのeSIMを活用した展示がされていた。

TSN上でのOPC-UA通信に関するテストベッド

TSN(Time-Sensitive Networking:標準イーサネットの利点であるオープン性と互換性を維持したまま、低遅延性や時刻同期の性能向上、ギガビット/秒レベルの帯域幅などの実現を目指すネットワーク)に関して、これまで具体的な取り組みが見えてこなかった。しかし、今回のハノーバーメッセでは幾つかのブースでTSNについて語られていた。

ファーウェイのブースでは、AII, ECC, Fraunhofer, シュナイダーエレクトリック、ナショナルインスツルメント、ARM、などと共同で、ライトの同期、モーターの同期など5種類のテストベットを行ったことついて展示がされていた。

ハノーバーメッセ2018 ファーウェイ

上の概念図を実際に配線すると下のような形になる。

ハノーバーメッセ2018 ファーウェイ

TSNを動作させるためのアプリケーションは、中心部にある黒いボックスの中に入っていて、エッジコンピューティングを実現しているということだ。

ミュンヘン空港におけるNB-IoTを活用した取り組み

ファーウェイと通信キャリアであるテレフォニカ、そして、IoTプロバイダーのQ-loudは、ミュンヘン空港のスマートメーターの実証実験をNB-IoTを使って行ったということだ。

700ものスマートメーターが空港内にあり情報を可視化することに成功したのだということだ。今年中にドイツテレコムやテレフォニカと共同でドイツ国中にNB-IoTを広げる計画もあるのだということだ。

通信環境は、フィールドで揉まれないと実用性を評価しずらいため、こういった広域での取り組みはグローバルレベルでも必要となる。

ファーウェイグループのPSA社によるコネクテッドカー

クルマに関しては、PSAというファーウェイグループの企業が初めてコネクッドカーをリリースしたということだ。

ハノーバーメッセ2018 ファーウェイ

ラジオやオンラインミュージックが流せたり、天気予報が聞けたり、エマージェンシーサービスや交通情報を取得したり、クルマのヘルスチェック、パーキングシステムやガソリンスタンド情報など様々な情報をIoTプラットフォームやスマートフォンアプリを通して利用することができるということだ。

ハノーバーメッセ2018 ファーウェイ

関連リンク:
ファーウェイ

Previous

オムロンのエッジでのAIの活用は、工場の停止を極小化する ーハノーバーメッセ2018レポート5

「ロボネコヤマト」第2フェーズへ、”ドライバーがいない”宅急便の実証実験

Next