アルファプロジェクト、Renesas Synergyプラットフォーム対応、IoT機器向け組込みボードコンピュータをリリース

株式会社アルファプロジェクトは、ルネサスエレクトロニクス社のRenesas Synergyプラットフォームに対応したIoT機器向け組込みボードコンピュータ「AP-S7G2-0A」、「AP-S5D9-0A」、「AP-S3A7-0A」の3製品を開発し6月1日より販売する。

従来、組込み機器のソフトウェア開発では、PCのソフトウェア開発とは異なり、OSやデバイスドライバを個別に用意する必要があり、開発工程においてコストと時間を要することが多かった。

Renesas Synergyプラットフォームでは、RTOS、ネットワーク、グラフィックス、セキュリティなど、プロフェッショナルグレードのソフトウェアが、Synergy Softwareパッケージ(SSP)として、ルネサスエレクトロニクス社の動作保証とメンテナンスのもとに無償で提供される。

これにより、開発コストの削減、開発期間の短縮を実現し、製品の早期市場投入が可能だとしている。

今回、アルファプロジェクトのRenesas Synergyシリーズでは、ハイパフォーマンスモデル(AP-S7G2-0A)、ミッドレンジモデル(AP-S5D9-0A)、低消費電力モデル(AP-S3A7-0A)の3製品を用意。顧客のニーズに合わせたハードウェアが選択可能だ。

ソフトウェアは、各製品で利用できるSynergy Softwareパッケージ(SSP)と統合開発環境が無償で提供されるため、製品を購入して、すぐに開発に着手できるという。

GUIに最適なハイパフォーマンスモデル「AP-S7G2-0A」

「AP-S7G2-0A」は、Renesas Synergyシリーズで最もハイパフォーマンスなマイクロコントローラ「S7G2」を搭載した製品。

IoT機器に求められるEthernet・LCD・USB・SDカード・Wi-Fi・CANなどの周辺I/Fに対応しており、オプションのLCDキットとの組み合わせにより、タッチパネル搭載の簡易表示機器など幅広い用途で利用できる。

AP-S7G2-0Aの仕様は以下の通りだ。

・CPU : Cortex-M4コア「S7G2」240MHz
・内蔵ROM : 4MByte
・内蔵RAM : 640KByte
・SDRAM : 32MByte
・インタフェース:Ethernet,USB, microSD, シリアル, CAN
・タッチパネルLCD対応
・Wi-Fi、Bluetooth対応                        

コストパフォーマンスを重視したミッドレンジモデル「AP-S5D9-0A」

「AP-S5D9-0A」は、Renesas Synergyシリーズのミッドレンジのマイクロコントローラ「S5D9」を搭載し、「S7G2」と同等の機能を備えながらコストパフォーマンスに対応した製品。

豊富な通信インタフェース(Ethernet、LCD、USB、SDカード、Wi-Fi、CAN)機能によりさまざまな用途に利用できる。なお、オプションのLCDキットや無線LAN、Bluetooth製品も利用可能だ。

AP-S5D9-0Aの仕様は以下の通りだ。

・CPU : Cortex-M4コア「S5D9」120MHz
・内蔵ROM : 2MByte
・内蔵RAM : 640KByte
・SDRAM : 16MByte
・インタフェース:Ethernet,USB, microSD, シリアル, CAN
・タッチパネルLCD対応
・Wi-Fi、Bluetooth対応

コンパクトな低消費電力モデル「AP-S3A7-0A」

「AP-S3A7-0A」は、Renesas Synergyシリーズのミッドレンジのマイクロコントローラ「S3A7」を搭載し、低消費電力に対応したRenesas Synergyシリーズで最もコンパクトな製品。

通信インタフェース(USB、CAN、SDカード)機能によりさまざまな用途に利用できる。なお、オプションの無線LAN、Bluetooth製品も利用可能だ。

AP-S3A7-0Aの仕様は以下の通りだ。

・CPU : Cortex-M4コア「S3A7」48MHz
・内蔵ROM : 1MByte
・内蔵RAM : 192KByte
・インタフェース:USB, microSD, シリアル, CAN
・Wi-Fi、Bluetooth対応

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