AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

オプトホールディング、経済産業省と連携IoTオープンイノベーションプロジェクトを始動

株式会社オプトホールディングは、「IoT推進ラボ」及び経済産業省との協力体制で、観光・ヘルスケア・製造等、様々な産業を対象とし、IoT/ ビッグデータを活用した革新的なデータ分析事例・アイデア創出を目的としたプロジェクトを開始する。

具体的には、オプトホールディング「データサイエンスラボ」がデータ分析コンテストの設計を行い、同運営のビッグデータ活用のオープンイノベーションプ ラットフォーム「Deep Analytics」を活用したIoT/ビッグデータ分析コンテストを開催。第1回目のコンテストはテーマを「観光」とし、東京オリンピックに向け急増する訪日外国人客や地方観光産業の活性化に焦点を当てた内容になる。今後、継続して様々な産業的課題、社会問題をテーマにコンテストを開催予定だ。

また、同プロジェクトでは、普段接触する機会の少ない産業界の実際的な課題・データを対象にコンテスト形式でデータ分析を行うことにより、優秀なデータサイエンティストの発掘や、優れた分析者の技術からの学びによる人材育成効果を期待している。
【第1回Big Data Analysis Contestについて】

IoT/ビッグデータによる産業活性化を目的として、革新的なデータ分析事例・アイデアを広く公募。

第1回のテーマは「観光」。

2020年東京オリンピックにむけ、訪日外国人観光客の増加が予想され、大きな経済効果が期待されている。また、地方活性化の点でも観光産業は重要なテーマだ。今回は過去の観光客宿泊数実績データ・SNSデータ・気象データ・為替データを中心に複数部門の分析コンテストを開催する。

詳細は、コンテストサイトを参照。

■総合部門
この部門では、予測精度を極限まであげることを目的としている。
全国の主要観光地14都市の観光客数を予測。トップモデラーがどのようなアプローチで高精度モデルを構築するのか。最先端技術の適用を期待。

■個別部門
①地域部門
この部門では、地域特性に即した予測モデル構築および説明変数の設計を目的としている。
日本全国に存在する観光地は、それぞれに独自の魅力を有し、訪れる人々の動機付けも様々だ。観光地が、より魅力的な価値を提供するためには、観光の背景にデータで迫ることは重要と考えられる。日本の代表的な観光エリア「伊豆・箱根エリア」の観光客数予測を通じて、同地域の持つどのような特性が観光客を魅了しているのかに挑戦。

②交通部門
この部門では、交通特性に即した予測モデル構築および説明変数の設計を目的としている。
2016年3月に北海道新幹線新青森・新函館北斗間が開業予定で注目されるエリア「道南エリア」。道南エリアの観光需要予測を見据えて、今回は先輩「北陸エリア」の北陸新幹線延長後の観光客数予測を行う。北陸新幹線延長により金沢・東京間は2時間台で接続。大きな経済効果をもたらした。 一方で、開業前より北陸エリアへの観光数が減った都道府県も存在する。このような交通がもたらす観光客数への影響を検討。

③インバウンド部門
この部門では、インバウンド特性に即した予測モデル構築および説明変数の設計を目的としている。
オリンピックイヤー2020年に向け、訪日外国人客は2000万人を見込んでいる。日本の経済成長・地方活性化の大きなチャンスと考えられる。この部門では海外からの観光客数を正確に予測することで、機会損失を減らし、おもてなし度を高めるアプローチを期待。
※インバウンドとは訪日外国人旅行を表す

 

期間:2015年12月15日(火)~ 2016年1月15日(金)
入賞者は下記イベントで表彰される。
第一回IoT Lab Connection日時:2016年1月28日(木)
※複数の協賛企業より賞品の提供を予定
共催:IoT推進ラボ、経済産業省
協力:株式会社オプトホールディング
後援(調整中):文部科学省、観光庁、産業技術総合研究所人工知能センター、情報システム研究機構
参加費:無料
募集対象:広く公募(参加資格はIoT推進ラボサイトを参照)
応募方法:IoT推進ラボサイトから参加申込。

 

【IoT推進ラボについて】

IoT推進ラボは、IoT推進コンソーシアムの下に設置され、ラボ3原則(成長性・先導性、波及性(オープン性)、社会性)に基づき個別のIoTプロジェ クトを発掘・選定し、企業連携・資金・規制の面から徹底的に支援するとともに、大規模社会実装に向けた規制改革・制度形成等の環境整備を行う。

 

【DeepAnalyticsについて】

DeepAnalyticsとはデータ分析課題とデータサイエンティストをマッチングするサービスだ。

昨今、ビッグデータ活用が重要になってきているが、データ分析を担う専門的人財・データサイエンティストが非常に不足しており需要を満たせない状態が続いている。DeepAnalyticsは大学・ 研究機関・一般企業・フリーランス等、様々な領域のデータ分析の専門家が1000人以上会員登録されているWebサービスだ。依頼者である企業や公的機 関は、データ分析課題と関連するデータおよび懸賞金を同サイトに掲示、データ分析コンテストを開催することで、多数の分析者が分析バトルを繰り広げ、勝者 に懸賞金を、勝利したデータ分析結果およびソフトウェアを権利放棄のうえ依頼者へ返すシステム(下図)。

オプトホールディング、経済産業省と連携IoTオープンイノベーションプロジェクトを始動

運営するオプトデータサイエンスラボがデータ分析の課題設定からデータの整形・Webサイトへの掲示・コンテストの運営・勝者の評価・結果の検証を支援。
同サービスは、下記の特長がある。。
・多数の専門家が分析し、事後的に精度の高い結果に対価を支払うため、投資対効果が高い。
・普段データ分析サービスを行っていない、優秀な分析者も会員になっている。
・専門外のデータ分析者がコンテストに勝つこともあり、通常起きないマッチングがある。
・参加されている分析者の分析結果がWeb上においてリアルタイムで評価・表示されるため、コンテストに勝ちたい、賞金が欲しいというゲーム性によりデータ分析の精度を向上させることができる。

同様のサービスは、特にアメリカで活用が進んでおり、公的機関や大手企業の課題達成につながるイノベーションが多数生まれている。

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