凸版印刷、シート型生体センサーで宿泊者の睡眠状態を解析

凸版印刷株式会社は、シート型生体センサーにより心拍・呼吸データなどを取得し、睡眠の質を解析できる「SensingWave 睡眠見守りシステム」をホテルなど宿泊業界向けに、本日より本格的に販売を開始する。

同サービスは、ベッドマットレスの下などに凸版印刷が独自開発したシート型生体センサーを設置し、利用者の心拍や呼吸などの生体信号を非接触で取得、睡眠状態を解析するものだ。

山形大学工学部応用生命システム工学科の新関久一教授の協力のもと開発した独自のアルゴリズムを用いて生体信号を解析することで、覚醒や就寝、寝返りの有無など睡眠状態の把握が可能だという。

具体的には、睡眠時間、熟睡度、睡眠サイクル、寝返り回数をスコア化し、その結果に応じて睡眠タイプを分析。具体的な数値結果とアドバイスコメントなどの解析結果を記載した「睡眠レポート」が自動で作成される。

作成された睡眠レポートはクラウドサーバからダウンロード可能。なおアドバイスコメントの作成には、睡眠コンサルティングを手がける株式会社ニューロスペースの協力を得ている。

なお、同サービスは第一弾として、株式会社阪急阪神ホテルズが運営する、眠りをデザインするホテル「レム日比谷」(所在地:東京都千代田区)で採用。本日より1日5室限定で体験できる。

「SensingWave睡眠見守りシステム」のご紹介

同サービスの特徴は以下の通りだ。

  • 睡眠を見える化し、解析結果を「睡眠レポート」としてフィードバック:
    心拍や呼吸、睡眠時間、熟睡度、睡眠サイクル、寝返り回数をスコア化し、睡眠タイプを分類。数値データと合わせ、睡眠の記録をわかりやすくフィードバック。
  • 取得した生体情報はクラウド上で管理し、ダウンロードにより閲覧可能:
    センサーで取得した情報は凸版印刷が運用するクラウドサーバ上に送信され、独自のアルゴリズムによりデータを解析。その結果を睡眠レポートとしてダウンロードし、顧客に提供。
  • 利用者が専用の器具などを装着することなく情報の入手が可能:
    利用者の生体信号を電気信号として取得できるセンサーのため、利用者が専用の器具などを装着することなく情報を入手可能。また薄いシート形状のため、設置の際に特別な施工が不要。

凸版印刷は同サービスを拡販し、2018年に約1億円の売上を目指すとしている。

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凸版印刷(TOPPAN)

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