AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

クラウド連携のうまい活用で圧倒的シェアを獲得する「ポケトーク」

ソースネクストは、2019年時点で71言語対応のAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」を提供している。

ポケトークに話しかけた音声は、インターネット上で文字変換され、クラウド上で連携された最適な各国語翻訳エンジンで翻訳し、翻訳したテキストをデバイス側で音声合成を行い、ポケトークのスピーカーから話される。

昨今エッジリッチが謳われているが、ポケトークではあえて通信を行いクラウド上で翻訳を行うことで、多言語対応に成功している。

外部の翻訳クラウドサービスを使い翻訳を行い、常によく使われている翻訳クラウドサービスを使うことで、翻訳精度も向上し続けることができ、他によい翻訳クラウドサービスが登場すれば乗り換えることも可能になる。

そもそも、翻訳システムはいかに多くの学習データをもっているかが重要なので、よく使われているサービスほど、翻訳精度も高くなると言える。

また、音声合成エンジンは、発売当初利用していたクラウドサービスから東芝のToSpeak™ Gx NEOに切り替えられている。時代の変化や消費者のニーズに合わせ都度必要なサービスを採用できるところも強みだといえる。

ビジネスモデルにも優位性

通信はソラコムのグローバルSIMを採用していることで、対応している128の国と地域それぞれの規格で通信することができ、設定をすることなく、開封したらすぐにポケトークを使用することができる。

また、「契約不要、通信料なし」という買い切りビジネスモデルとなっているため、複雑な料金形態を嫌がる利用者にも評判がよい。

そして操作の容易性や、人ごみの中でも快適な会話ができるためのノイズキャンセリング機能搭載、さらにデュアルマイクと1.5Wのスピーカー2基を搭載していると、機能も充実している。

このように、技術だけではなく、いかに利用者が使いやすく、かつ、購入のハードルを下げるかといったことを考え、割り切った戦略を行うことも重要になる。

その結果、ポケトークは、現在音声翻訳機市場の9割以上を獲得することに成功しているのだ。

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