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通信 > NEC、企業とエンドユーザの双方向コミュニケーションが可能な「NEC SMSプッシュサービス 共通ショートコード」を販売開始
SMS(ショートメッセージサービス)は、電話番号だけでの配信、またアプリ不要で多くのユーザへの配信が可能なため、エンドユーザへのより確実な通知手段として広く利用されている。しかし、これまで企業とエンドユーザがSMSを双方向に送受信する場合には、企業側が国内モバイルキャリア4社の利用者向けにそれぞれ個別の番号を用意する必要があった。
日本電気株式会社(以下、NEC)は、2023年9月1日に双方向機能(返信機能付SMS配信)を提供するSMS配信サービス「NEC SMSプッシュサービス 共通ショートコード」の販売を開始した。
同サービスは、携帯事業者を問わず携帯電話番号だけで複数の携帯端末に一斉にSMSを配信することが可能なクラウドサービスである。双方向機能(返信機能付SMS配信)により、企業のSMS配信に対してエンドユーザからの返信が可能となり、双方向コミュニケーションを実現する。

共通ショートコードとは、0005から始まる8~10桁の企業毎の専用番号である。発行時に国内モバイルキャリア4社が認証を行うため、共通ショートコードを発番号としたSMS配信は、モバイルキャリアに認証された配信として安全・安心な環境でSMSの配信が可能となる。これにより、なりすましリスクを低減し、企業のブランドを守る。また、共通ショートコードにより、1つの番号でSMS配信とエンドユーザからの返信受付の対応が可能となり、企業とエンドユーザ間での双方向コミュニケーションが容易になる。
さらに、エンドユーザからの返信にかかるエンドユーザ側の費用負担はないため、心理的な負担を軽減する。SMSはスマートフォン標準装備機能のため、エンドユーザが返信する際にアプリのインストールは不要だ。これにより、エンドユーザからのレスポンス向上によるコミュニケーション強化に貢献する。
エンドユーザにとって気づきやすいSMS配信にそのまま返信することができるため、簡単な応答を確認したい際に電話での対応やWebサイトへの誘導をさせることなく、双方向コミュニケーションが可能だ。これにより、企業側、エンドユーザ側双方の負担を減らし、業務のDXに貢献する。


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