コンテック、サブギガ帯を利用して最大1kmの長距離無線転送可能なイーサネット無線コンバータを新発売

株式会社コンテックは、920MHzのサブギガ帯無線を利用して、イーサネット通信を最大1km離れた場所でも無線化するイーサネット無線コンバータ「RP-WAH-SR1」(トップ画左)と「RP-WAH-SR2」(トップ画右)を開発し、2023年12月12日より発売を開始した。

今回発表された新製品は、サブギガ帯の無線通信を利用する新しいWi-Fi規格の「IEEE802.11ah」に対応した無線LANコンバータだ。

「IEEE802.11ah」は、2022年9月に日本で利用可能になった規格で、920MHz帯の無線を利用することで、免許不要での屋外使用も可能だ。

従来の920MHz帯の無線通信と比較して、高速通信かつ長距離のネットワークを構築することができることから、敷地面積の広い工場やプラント、農場などでの活用が期待されている。

新製品のイーサネット無線コンバータは、軽量でコンパクトな設計なことに加え、同梱の取り付けブラケットにより、壁面やDINレールへの取付けなど、さまざまな場所への設置が可能だ。また、外部アンテナにも対応している。

さらに、モード切り替えによりアクセスポイント(親機)とステーション(子局)として使用でき、アクセスポイントとして設定した親機には、最大4台までの子機と接続することができる。

本体は、別売のACアダプタや5~35VDCの直流電源、USB給電などの電源供給に対応しているほか、動作可能な周囲温度環境は-20~+60℃に対応している。

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