新コスモス電機株式会社とソフトバンク株式会社の子会社であるエンコアードジャパン株式会社(以下、エンコアード)は、エンコアードのマルチセンサー「コネクトセンサー SEN1-FLG」と連携することでスマートホームサービスに対応可能なガス警報器「快適ウォッチSMART XW-735」を開発した。
今回、エンコアードが持つ通信ソリューションやAIエッジコンピューティング技術を内蔵したオールインワンサービス「コネクト」をガス警報器向けにカスタマイズすることで、ガス警報器の基本機能を拡充するとともに以下のサービスを提供する。
快適ウォッチSMARTは、エンコアードのオールインワンサービス「コネクト」をベースにカスタマイズし「見守りサービス」および「管理サービス」に対応した。また、コネクトセンサーから受領するデータをエンコアード独自のエッジコンピューティング技術によりガス警報器内で処理し、サービスの提供に必要な判断を自動で行う。さらに、遠隔からガス警報器のソフトウエアをアップデートすることで、新たなサービスを追加することができる。
具体的なサービス内容は以下の通り。
- ガス漏れ・一酸化炭素(CO)お知らせ
- 熱中症注意・乾燥お知らせ
- 簡易セキュリティ・威嚇音声
- 生活みまもり
- 帰宅確認
ガス漏れや一酸化炭素(CO)発生を検知した際にランプと音声で知らせ、スマートフォンアプリに対しプッシュ通知を行う。
ガス警報器に内蔵された温湿度センサーにより台所の温度と湿度を監視して、熱中症になりやすい環境や空気が乾燥している環境をランプと音声でお知らせし、スマートフォンアプリに対しプッシュ通知を行う。また、コネクトセンサーに内蔵された温湿度センサーにより、コネクトセンサーを設置した室内において熱中症になりやすい環境を検知した際にもスマートフォンアプリに対しプッシュ通知を行う。
不在の設定をした時間帯に玄関や窓の開閉を検知した際、スマートフォンアプリに対しプッシュ通知を行う。スマートフォンアプリを操作することでガス警報器から威嚇音声を鳴らすことができる。
万が一、高齢の家族が住宅内で動けなくなった場合など、設定した時間帯にドアの開閉が指定した時間以上検知できなかった際に、スマートフォンアプリにプッシュ通知を行う。
設定した時間帯にランドセルなどに入れたコネクトセンサーとガス警報器との通信を検知した際に、スマートフォンアプリに対しプッシュ通知を行う。
なお、快適ウォッチSMARTとコネクトセンサーのセットは、東邦ガス株式会社および西部ガス株式会社に採用されており、東邦ガスより「みまもり警報器」として8月21日から、西部ガスより「快適ウォッチSMART」として9月1日から販売される。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。