村田製作所、スマートホーム向けアプリケーションの標準規格「Matter」対応の小型無線モジュール2製品を開発

近年のIoT市場におけるアプリケーションの拡大にともない、あらゆる機器や場所に組み込みできる小型・低消費電力かつ、さまざまな通信方式や規格に対応した無線通信機能が求められている。

株式会社村田製作所は、Connectivity Standards Allianceが策定しているスマートホームのIoT標準規格「Matter」規格に対応した小型無線モジュール2製品「Type 2EL」と「Type 2DL」を開発した。

Type 2ELはTri-Radio(Wi-Fi6、Bluetooth5.3、IEEE802.15.4)、Type 2DLはWi-Fi6とBluetooth5.3の無線規格に対応している。

また、NXP Semiconductorsのコンボチップ「IW612」を内蔵したType 2ELと、「IW611」を内蔵したType 2DLはともに、村田製作所独自の無線設計技術・省スペース実装技術・製品加工技術により、小型・高性能かつノイズに強いシールド構造を実現した。

さらに、Wi-Fi6で導入された省電力機能「Target Wake Time(TWT)」により、接続する端末のバッテリーを節約し消費電力の削減に貢献する。加えて、Matterに対応したことで、乱立しているスマートデバイス向け規格を意識することなく、音声アシスタント機能などを搭載したスマートホーム向けアプリケーションを開発することができるほか、日本、米国電波法認証なども取得しており、IoT機器開発の期間短縮に貢献する。

同2製品は、IoT機器やハンドヘルドワイヤレスシステム、ゲートウェイ、産業機器、スマートホーム機器などの用途に活用できるとしている。

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