長谷工とテクトム、言語指示での自動設計へ向けLLM-AIシステムの研究開発に着手

株式会社長谷工コーポレーションは、建築設計業務のAIソリューション企業である株式会社テクトムと共同で、長谷工独自のマンションに特化した3次元建物モデル「長谷工版BIM」と、建築設計データの統合管理、構造化、活用を実現するAIプラットフォーム「Tektome」を組み合わせた、新しいLLM-AIシステムの研究開発に着手した。

このシステムの研究開発は、「長谷工版BIM」が保有するデータとBIMの外に保有する各種データを統合したデータベースの構築や、設計仕様データを利用した品質チェック機能の構築、言語指示による自動設計機能の構築を段階的に進めることで、設計者のデータ入力、および図面チェックに要する時間の50%削減を目指すものだ。(トップ画参照)

第一段階として、2024年中には、「Tektome」上にAIによる自動変換を活用して、「長谷工版BIM」が保有するデータとBIMの外に保有する各種データを統合したデータベースの構築を行い、蓄積データの検索や外部データへの連携基盤を構築する計画だ。

長谷工は、「本システムの構築により、人の手による作業がAIによる作業に移管され、人がやるべき仕事を効率的に行なえる環境が整備される。今後、段階的に本システムの研究開発、実装を進めていくことで、設計者のデータ入力、チェック作業時間の削減を促進し、生産性向上を実現する。」としている。

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