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要素技術 > NTT Com、IoTの海外展開に対応する「IoT Connect Mobile Type A」の提供開始
近年、IoT機器のグローバル化や高度化が進んでおり、特に自動車、建機、農機業界などにおいては、IoT機器が世界各国に輸出されるため、国ごとにIoT機器の回線管理が必要となり、管理コストの増大や複雑化が課題となっている。
そうした中、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、主にグローバルな自動車・建機・農機業界において、モバイルネットワーク(3G/LTE/5G)を使ったIoTコネクティビティサービスラインナップの拡充として、「IoT Connect Mobile Type A」(以下、ICM(A))サービスの提供を、2022年5月31日より開始する。
ICM(A)は、NTT Comの通信プロファイル管理装置と、顧客が保有するeSIM管理装置との連携機能を提供することにより、世界180カ国および地域で利用可能で、NTT ComがIoT通信の回線管理・保守窓口までを提供するサービスだ。加えて、現地の通信環境などに応じて、他の通信キャリアのプロファイルを選択することも可能だ。
「IoT Connect Mobile Type A」の概要図
また、携帯電話ユーザーの識別子であるマルチIMSI方式を活用することで、一定期間以上の通信を認めないパーマネントローミング規制国にも対応したサービスを提供する。
現地キャリアのIMSIを、ICM(A)のSIMに書き込み、通常のIMSIと切り替えさせることで、現地キャリアのSIMとして通信することが可能になる。
さらに、1枚のSIMやeSIMの通信を、用途別に複数に分計するグローバルでの「Split Billing」の提供により、コネクテッドカーなど、eSIMが搭載された製品の提供側のユーザが利用する通信と、エンドユーザが利用する通信とを区別し、用途別の通信量の分計を実現する。
コネクテッドカーに搭載されたeSIMでのSplit Billingのイメージ
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