ベリサーブ、IoTデバイスの互換性検証のサブスクリプションサービスを提供開始

株式会社ベリサーブでは、検証サービスを提供する中で、企業にて互換性検証が必要なことは分かっているものの、必要になるタイミングが直前にならないと決まらないといった状況が多数発生していた。これらの状況が発生した場合、検証に使用する端末やテスト要員の手配に時間がかかり、スケジュールの見直しが発生する。また、スケジュール変更により、検証会社への依頼内容を都度見直す手間も発生している。

このほどベリサーブは、効率化・迅速化が求められる昨今のソフトウェア開発環境に対応するため、IoTモバイルデバイスのブラウザ、OS、モバイル機器の接続・互換検証を希望する企業を対象に、ベリサーブが従来から提供している互換性検証サービスの一部を新たに「互換性検証のサブスクリプションサービス」として、より柔軟な形態での提供を開始した。

同サービスは、IoTデバイスのブラウザ、OS、モバイル機器の接続・互換検証を、要望に応じて提供するものである。また、IoT端末の準備とテスト実行については、さまざまなIoT機器の互換性検証の経験と実績を持つ株式会社ベリサーブ沖縄テストセンター(以下、VOTC)がスマートフォン・タブレットなど650機種以上、1,000台以上の保有機材を使用して実施する。

また同サービスは、いつ発生するか不明な市場不具合に対して、再現確認の実施や他の端末で市場不具合が発生していないかの確認等、必要となるタイミングが不明な互換性検証に対し、次のような特長がある。

  1. 契約の追加・変更作業無しに検証の依頼が可能
  2. VOTCのIoT保有機材の使用が可能
  3. 検証結果は、静止画以外にも動画を添付しての報告が可能
  4. 端末の空きがあれば最短当日のスピード対応が可能(依頼→作業→報告)

ベリサーブ、IoTデバイスの互換性検証のサブスクリプションサービスを提供開始
さらに、企業との間で契約期間、作業量、作業頻度などの作業条件と定額作業料金などの取引内容を決めておくことで、要望に応じて以下のような形態で柔軟に作業を実施するという。

  • 契約期間内であればいつでも検証依頼可能
  • 月の最大工数以内であればどれだけでも作業調整可能
  • 月の最大依頼回数内であれば何回でも依頼可能

同サービスの提供により、互換性検証が必要になるタイミングが直前にならないと決まらないリスクを解消し、検証端末や要員の手配、および契約の変更といった都度発生する手間を軽減することで、システムや製品の品質向上を支援する。

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