NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、モバイル通話の音声をデータとして利活用できるサービス「COTOHA Voice Insight ビジネス通話プラン」の提供を、2023年3月24日より開始する。
「COTOHA Voice Insight ビジネス通話プラン」は、NTT Comがコンタクトセンターを中心に提供してきた音声通話に関連する技術と、NTTドコモの「通話録音サービス」を連携させている。
具体的には、同意を得た通話相手との、モバイル通話の音声データ保存および、テキストに変換できるサービスだ。
テキスト化された音声データは一元管理ができ、組織内で利活用することができる。
担当者間の通話内容共有に加え、聞き漏らしや不明瞭だった会話を通話先・日時をもとに再現し、折衝内容の再確認などが実行できる。
また、テキスト化した通話内容から、任意の単語を最大99単語を同時に検索することができる。
検索条件を変更してさまざまな監査に対応できるほか、検索条件の保存・再利用により、定期的なチェックが容易になる。
さらに、オプションに加入すると、テキスト化した通話から特定の単語を検索し法令に抵触する恐れのある不適切な会話を抽出するコンプライアンスチェックや、サービス専用のAIによるトーク分析を活用した営業活動の評価と改善提案を行うことができる。
任意の音声ファイルを選択して、営業トークの分析レポートの作成が可能。20,000件以上のデータで学習したAIが、通話内容を数値やグラフで可視化し、改善ポイントを提案する。
今後は、クラウド電話やWeb会議の可視化に加え、各種サービスの拡充を図るとしている。
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