ハレックス、GIS向け気象データAPI「HalexSmart!」を提供開始

株式会社ハレックスは、地理情報システム(GIS)向けの気象データ提供APIサービス「HalexSmart!」を、2023年4月より提供開始する。

「HalexSmart!」は、GIS上での表示を目的として、ハレックスが加工した様々な気象データをAPIで提供するサービスだ。

高速処理に特化して気象データ更新処理システムを再構成した結果、更新処理時間は従来比で約37%短縮している。

提供データ形式は、気象データの特徴に合わせタイル形式とGeoJson形式の2種類で提供しており、GIS事業者での加工作業を必要とすることなく、気象データを活用することができる。

ハレックス、GIS向け気象データAPI「HalexSmart!」を提供開始
2つのデータ提供形式

タイル形式では、ベクタータイル及びラスタータイル形式に対応。XYZ方式による標準的な仕様となっている。
 
GeoJson形式では、台風経路図などの線や、落雷地点などの点で表す非空間データの関連付けが可能だ。

なお、サービス開始時点で、23種類の気象データの提供に対応している。

その一例として、「高解像度降水ナウキャスト」「解析雨量・降水短時間予報」「MSM降水量ガイダンス」「LIDEN」「大雨警報(浸水害)危険度分布」「大雨警報(土砂災害)危険度分布」「洪水警報危険度分布」などが挙げられている。

ハレックス、GIS向け気象データAPI「HalexSmart!」を提供開始
「HalexSmart!」で提供可能な気象情報 

また、気象データは今後も順次追加していく予定で、その他気象庁のデータ仕様変更時にも対応するとしている。

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