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要素技術 > 明電舎、産業用AI画像処理コントローラ「μPIBOC DS100」を販売開始
株式会社明電舎は、画像処理向け産業用コントローラ「μPIBOC DS100」を開発し、2024年5月より販売を開始した。
「μPIBOC DS100」は、半導体工場やクリーンルームなどにおける人流・空間解析を主な用途として想定されている、画像処理向け産業用コントローラだ。
複数のカメラから集めた画像情報を処理するとともに、オプションで搭載可能なAIアクセラレータを用いることで、AI推論による人物検知や装置の監視制御が可能となる。
特徴は主に三つだ。一つ目は、消費電力65ワットのデスクトップモデルのCPUを搭載しつつ、コンパクトな筐体であることだ。この設計により、ユーザの設備レイアウトに合わせた省スペース化が可能となる。
二つ目が、大容量データの高速伝送を可能とする「10GbE」を標準搭載し、VGAやRS-232C等のレガシーインターフェースにも対応していることだ。また、ストレージとして、M.2 SSDやCFexpressを選択することが可能だ。
「μPIBOC DS100」のインタフェース
三つ目が、高速処理・低消費電力CPUとして第13世代Intelプロセッサ「Corei7-13700E」を搭載し、オプションのAIアクセラレータとして、最大26TOPSの性能を持つプロセッサ「Hailo-8」を搭載した拡張ボードを実装できることだ。
利用例としては、人流空間解析によるデータ活用の促進や、搬送ロボットなどの各種生産設備の監視制御による生産能力向上に加え、危険エリアへの侵入検知による現場の安全性向上が挙げられている。
利用例のイメージ
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