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要素技術 > NEC通信システム、原材料などの堆積物を自動計測するソフトウェアの外部通知機能や死角補間機能を強化
日本電気通信システム株式会社(以下、NEC通信システム)は、原材料などの堆積物を、夜間など暗闇でも自動で計測可能なソフトウェア「NEC 3次元体積計測ソフトウェア」において、機能強化した新しいバージョンを、2025年01月15日より販売開始した。
新たなバージョンでは、計測結果のしきい値判定の結果を外部に通知する機能が追加された。これにより、設定した体積しきい値を超えた場合や下回った場合に、外部への通知が可能となる。
例えば、容量上限を超えて積み込むことによる危険性をパトランプで現場作業員に警告したり、原料の在庫量が少なくなってきたことを発注担当者にメールで通知することが可能だ。
全容量に対し占有率のしきい値を80%以上と20%以下に設定し、計測値が超えたら外部に通知するケース
また、堆積物に多くの凹凸が発生するような広大な置き場での死角を補間する機能が強化された。
実際の原材料置き場では、複雑な置かれ方をしているため、いろいろな場所に細かい凹凸ができることで、これが3Dセンサからの死角となり、計測する体積結果に誤差が生じる場合がある。
そこで今回の機能強化により、これまで実装している山型やくさび型補間に加えて、細かい凹凸が複数ある堆積物でも死角となる部分の補間を行い、実際の堆積量に近い計測結果を実現する。
死角部分をソフトウェアで補間している
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