豆蔵、オンライン研修プログラムとコミュニティ活動で企業のDX人材育成に貢献するプラットフォームをリリース

DX人材の育成に積極的に取り組む企業が増加する中で、研修受講による知識獲得に加え、研修で得た知識の定着と成長につなげるためには、習得した知識をアウトプットする機会が必要である。

株式会社豆蔵は、DXに取り組む企業の重要な課題の一つである、DXを推進する人材の育成に貢献するためのプラットフォームをリリースした。

同プラットフォームは、以下の2つのサービスで構成されている。

  1. 豆蔵オリジナルの研修プログラムによる知識獲得
  2. 同プラットフォームでは、これまで豆蔵が集合対面形式で提供してきたDX人材育成プログラムをオンラインで受講することができる。豆蔵のプログラムの特徴は、産学連携と実ビジネスの中でコンサルタントの知見から生み出された研修のE-learning化、E-learningと同期型の演習やウェビナーを活用した伴走型研修の組み合わせによって、知識獲得から実践力につなげる最大限の効果を得ることができるという。

    • データ分析プロジェクト体験コース
    • 企業内業務のデジタル化やデジタルデータの活用による変革実現のためにデータサイエンスプロジェクトの全体像や実データを用いた分析手法を理解することで、データ分析プロジェクトに参画した際にプロジェクトゴールを意識しながら行動できる実践力を獲得する。このコースでは以下の研修を行う。

      知識獲得研修では、データ分析プロジェクトが失敗する最大の要因となる「目的・目標の設定が行われていない」「不十分であること」などのビジネス課題を数理問題に置き換えて、プロジェクトの目標設定を行う方法を学ぶ。さらに、データ利活用のプロセスを理解することで事例の読み解きを行い、データ分析の流れを自身の身近な課題で考えられるようにするとともに、基本的なデータの加工や可視化の手法を学ぶ。

      実践力育成研修では、演習用データを用いて、課題解決型の分析プロジェクト演習を行い一連の作業による成果物を作成する。演習課題に対して分析計画の立案から分析と評価、分析結果の発表までを行う。そして、データ分析の試行錯誤から結果の評価について、豆蔵のデータサイエンティストが伴走して演習実施を支援する。

  3. フォーラム活動でのアウトプット機会による知識定着
  4. 受講終了後もプログラム修了生として、豆蔵が主催するコミュニティ活動や修了生の自己研鑽活動に参加する「場」を提供する。他者や熟達者の考えを知る機会を持つことで、DX系研修でありがちな「研修で習得した知識を直ぐに活用するプロジェクトへの参画機会が少ない」という問題への解決策につながるとしている。

豆蔵、オンライン研修プログラムとコミュニティ活動で企業のDX人材育成に貢献するプラットフォームをリリース
DX人材の成長と豆蔵DX支援サービスの関連
また、豆蔵が開発した対話型AIエンジンであるMZbotを利用して教材や指定サーバ上の文書検索を行うことで、受講者の振り返りや学習の深化を支援する機能や、受講者の活動履歴の集計、分析による習得知識の可視化機能で受講者の自律的な成長や組織活性化につながる機能を順次リリースするという。

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