NEC、マルチクラウド環境のデータ配置最適化を実現するクラウドサービス「NEC Cloud Storage」を提供開始

昨今の企業や政府・自治体によるDXの加速により、企業のオンプレミス環境とクラウドサービスをハイブリッド利用することや、用途に応じて複数のクラウドサービスを活用するマルチクラウドに対応することが求められている。

日本電気株式会社(以下、NEC)は、パブリッククラウドと連携してデータ配置の最適化を実現するクラウドサービス「NEC Cloud Storage」の提供を開始した。

同サービスは、NECのクラウドHubデータセンター「NEC印西データセンター」を拠点とし、ストレージを主軸とするクラウドサービスである。主要なパブリッククラウドに簡単に接続でき、複数の接続方式に対応しているため、データレイクやバックアップデータの保存等様々な用途で利用できる。NEC DXネットワークサービスとの連携により、パブリッククラウドに低レイテンシーで接続できる。

また、クラウドストレージからデータを取り出す際のアウトバウンドについての課金がないため、TCO削減に貢献するだけでなく、データのサイロ化やクラウドサービスへのロックインの懸念を回避する。加えて、使用分のリソース量を事前に申請するため、想定外の費用が発生することがなく、計画的な予算管理が可能だ。

さらに、同サービスは日本国内の利用者に提供するサービスであり、保管されたデータは日本国内で管理する。そのため、CLOUD法などの外国の法令によるデータ開示要求の影響を受けにくいデータ保管を実現する。

主要なパブリッククラウドとの接続性の良さによりマルチクラウド環境の活用を容易とすることで、業務要件に合わせた多様なデータ配置を実現する。

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