株式会社ドコモ・インシュアランスは、自動車保険証券に記載されている補償対象となる車両情報や補償内容を解析し、共通コードに変換してAPI出力する「IF-InsurTech-API 自動車保険-証券スキャン解析サービス」を開始した。
なお、2023年10月5日より、株式会社アイリックコーポレーションのスマートOCRと連携し、保険会社へのサービス提供を開始している。
これまで、自動車保険証券をデジタル化して、その情報を業務で活用するためには、保険会社によって表記方法が異なる保険証券の車両情報や年齢条件、家族限定条件、補償内容表記を分析し、共通のコードに変換しないと、保険会社を問わない解析や活用ができなかった。
「IF-InsurTech-API 自動車保険-証券スキャン解析サービス」は、同社が2019年から保険会社に提供している、自動車保険証券スキャンサービス「If-InsurTech自動車保険AIスキャン」から、解析部分と共通コード化部分をAPI利用できるようにしたものだ。
解析可能な保険会社に制限はなく、保険会社毎の証券の表記方法の違いを共通コードで応答することができる。解析結果は、JSONデータで応答するため、業務システムにて活用することが可能だ。
現在は、アイリックコーポレーションのスマートOCRとAPI接続し、利用することが可能となっている。
今後は、すでに導入が進んでいる、保険会社などの金融機関や保険代理店、自動車関連企業への提供を拡大していくとしている。
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