株式会社両備システムズとパナソニック コネクト株式会社は、多要素認証システムと認証テクノロジーを連携したソリューションにおいて、共創を開始した。
その先駆けとして、両備システムズの多要素認証ソリューション「ARCACLAVIS(アルカクラビス)」シリーズのひとつである「ARCACLAVIS Ways」に、パナソニック コネクトの顔認証技術を搭載した新バージョンを、2024年6月1日より提供する。
「ARCACLAVIS」は、独自開発の「まばたき検知」機能などを備えた多要素認証ソリューションだ。
今回、マイナンバーカード対応の顔認証付きカードリーダなどで活用されているパナソニック コネクトの顔認証技術を、PCログオン時の生体認証として組み込んだ。
これを契機に、両社は教育や医療など、様々な業界のデジタル化における多様なセキュリティ課題に向け、新たなソリューションを共創する計画だ。
今後は、パナソニック コネクトのテクノロジーと両備システムズの多要素認証ツール「ARCACLAVIS」および同製品と親和性が高い医療向けのセキュリティサービスパッケージ「Ryobi-MediSec」などを活用し、医療分野に向けてセキュリティソリューションを展開するとしている。
あわせて、民間企業や自治体、教育機関など、医療分野に限らず厳格な本人確認や利便性の向上が求められる市場に対しても、ソリューションを提供する予定だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。