テクノフェイス、SaaS型情報共有掲示板「スタッフサイネージ」にBYOD機能を追加

株式会社テクノフェイスは、同社が提供する、工場や店舗などのノンデスクワーカ向けのSaaS型情報共有掲示板システム「スタッフサイネージ」に、個人のスマートフォンから情報を確認できる新機能「じげんポータル」をリリースした。

「スタッフサイネージ」は、小売店・工場・病院など、PCを使わずに現場で働くスタッフのための情報共有掲示板システムだ。タッチパネルディスプレイからお知らせの確認ができる。

これまではパソコンやタブレットなどの業務端末を持たないスタッフを対象としていたが、「共有端末の台数が足りず、就業開始時間はタッチパネルが混みあう」「休憩時間に座って確認したい」といった課題から、スタッフ個人のスマートフォンを使って業務連絡を確認できる新機能「じげんポータル」を追加した形だ。

「じげんポータル」では、独自のBYOD（Bring Your Own Device）セキュリティ対策として、タッチパネルの操作を行わないとマイページへアクセスできない仕様となっており、アクセスできる時間を限定することで、自宅に情報を持ち帰れないようにしている。

各スタッフは、店舗や工場など現場に設置されたタッチパネルでスタッフサイネージを操作し、自分のQRコードを表示してスマートフォンで読み取ることで、既存のブラウザアプリから利用することができる。

また、設定したPINコードを入力することで、個人宛のお知らせやToDoの確認が可能だ。

現在は「お知らせの表示」「ToDoの閲覧、確認」の機能に絞っているが、今後は他スタッフへの引継ぎ連絡やアンケートへの回答機能の実装を進めて行く予定だ。

IoTNEWS編集部

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