NTT Com、ドローン向けクラウドサービスにおける「閉域網プラン」を提供開始

国土交通省は、2022年12月5日より、「有人地帯における補助者なし目視外飛行 (レベル4飛行)」を解禁した。

これに伴い、限られた範囲でドローンをコントロールすることに使われてきた従来の2.4GHz帯の電波に加え、広大な飛行エリアをフライト可能なモバイルネットワークを活用したドローンの利活用が予想されている。

しかし、通信経路の一部に不特定多数の利用者がアクセス可能なインターネットが含まれる場合、悪意を持った第三者による機体と操作機器間の通信傍受や乗っ取りなどのセキュリティリスクが懸念されている。

そうした中、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、ドローン運用に役立つフライト計画の作成や、機体に関する情報管理などの機能を提供するクラウドサービス「セキュアフライトマネジメントクラウド」において、機体と操作機器間を閉域網で接続する「閉域網プラン」の申し込み受付を、2022年12月9日より開始する。

「閉域網プラン」は、「セキュアフライトマネジメントクラウド」のプランの1つとして提供されるものであり、「セキュアフライトマネジメントクラウド」がセットで提供している株式会社ACSLのドローン「SOTEN(蒼天)」(トップ画)と、操作機器間の閉域網での通信を行うものだ。

NTT Com、ドローン向けクラウドサービスにおける「閉域網プラン」を提供開始
「閉域網プラン」の概要図

なお、ドローンと操作機器間を閉域網で接続し通信するためには、「閉域網プラン」に加え、株式会社NTTドコモとの回線契約が必要となる。

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