KDDIスマートドローンは、ドローンの目視外飛行を用いた点検・巡視向けに、ドローンの遠隔制御および長距離飛行に必要な基本ツールをまとめた「4G LTEパッケージ」の対応機体、および機能を2023年8月より拡大する。また、通信モジュールの対応機体も拡大する。
追加される機体は、目視外の点検・巡視用途のドローンだ。2022年発売のANAFI Aiに加えて、新たにSOTEN(ACSL社製)が「4G LTEパッケージ」のモバイル通信対応機体となる。
追加される機能は、上空モバイル通信エリアのシミュレーションマップの公開だ。これにより、どのエリアでモバイル通信を用いた目視外飛行が可能か、事前に確認できるようになった。

目視外飛行にあたっては、法律による申請・通報などが必要だが、上空電波申請と飛行計画通報を一括で行える機能を提供する。

加えて、ユーザの利用方法やドローン飛行の習熟度に合わせて、ドローンスクールなどの導入に向けたサポートもオプションとして提供する。
また、「4G LTEパッケージ」に対応した通信モジュールの機体を拡大する。
KDDIスマートドローンは、多くのドローンメーカと共に、モバイル通信を用いたドローン活用を推進しており、今回の拡大により、さらに多くの種類の機体で「4G LTEパッケージ」が提供される。
なお、2023年6月26日から2023年9月30日までの期間、「4G LTEパッケージ」に新規で契約したユーザには、契約月の翌月末まで「4G LTEパッケージ」を無料で利用できるキャンペーンを実施している。
また、ANAFI AiまたはSOTENをセットで購入したユーザについては、無料期間後の1年間、「4G LTEパッケージ」を月額39,800円(税込)で提供する。
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