TOP >
ドローン > 日本化薬他、ドローン用安全装置を開発し点検業務での実用性を確認
昨今、水上太陽光パネルや洋上風力発電設備の点検、河川や海上空を活用した物流など、水上でドローンを活用する動きが多く見られるが、ドローンの安全な運用や環境に関する課題がある。
こうした中、日本化薬株式会社は、川島町土地改良区、太陽グリーンエナジー株式会社、ALSOK、株式会社GOFLYの協力のもと開発したドローン用安全装置「フロートパラシュートシステム」を搭載したドローンを用いて、水上太陽光パネル点検を支障なく実施できるかの検証を行い、水上太陽光パネルの点検を支障なく実施できることを確認した。
この装置は、水上で飛行するドローンに対応しており、水に浮く機能(フロート)と落下衝撃を緩和する機能(パラシュート)を一体化したシステムだ。このシステムを搭載することで、水上飛行での緊急事態に備えられ、水上に墜落してもパラシュートで衝撃を緩和し、フロートで浮揚するため、機体の回収が可能となる。
ドローン用安全装置の概要図
今回実施された検証の結果、ドローン操縦を担当したALSOKから「装置の有無で操縦感の違いなどはなかった」との回答があったほか、「装置が搭載されていても撮影画像などへの影響はなく、パネル点検業務への支障はなかった」との回答があった。また、装置を搭載した状態での飛行時間に大きな影響はなかったのだという。
この成功を受けて、太陽グリーンエナジーは、「ドローンによる点検が安全に普及すれば、発電ロスや故障の予防につながる」と述べている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1