建設現場における測量業務・監理業務や、工場や発電所などの巡視において、ドローンを活用することが業務の効率化や高度化につながることが確認されており、今後もユースケースの拡大が期待されています。
現在、ドローン活用による業務効率化や高度化が期待されているが、操縦者がドローンを目視しながら画像を撮影することが一般的であり、操縦者の現場配置が必要となっている。
そこでKDDIスマートドローンは、建設現場における測量業務・監理業務や、太陽光発電施設における監視業務を、ドローンポートを活用した定期的な遠隔運航による実証を行ってきた。
また、日本航空株式会社より遠隔運航マニュアルの作成や操縦者教育の支援を受けて、体制を構築している。
こうした中、KDDIスマートドローン株式会社は、自動充電ポート付きドローン(以下、ドローンポート)を活用した遠隔運航サービスの提供を開始した。
この遠隔運航サービスでは、ドローンポートを活用した遠隔運航に必要な作業を、KDDIスマートドローンが代行する。
ドローンポートの運用に必要な作業はすべてKDDIスマートドローンが行い、初期投資や導入作業は不要。週に1回、1日1回、1時間に1回など、希望の頻度での飛行・データの取得が可能だ。
また、クラウド上に保存された撮影データは、パソコンのウェブブラウザ上から閲覧可能で、3Dデータ等への加工や解析のサービスも提供する。
さらに、日本航空と連携し、遠隔運航マニュアル作成や操縦者教育の支援を受けることで、安全性の向上と運航の効率化を実現し、安全にドローンの遠隔運航を行う体制を整備しているのだという。機体に関しても、ユースケースや周辺環境に合わせて、最適な機体をKDDIスマートドローンが手配するとのことだ。
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