MONET Technologies株式会社(以下、MONET)は「MONETコンソーシアム」(※)の加盟企業を対象としたMaaSの事業開発を加速するためのプログラム「MONET LABO」の参加受付を開始した。
MONET LABOは、自動運転社会の到来を見据えてMaaSの事業アイデアを具現化することを目的としたプログラムで、MONETコンソーシアムの加盟企業から「事業化に向けて何から始めたら良いか分からない」「事業アイデアはあるが実証するフィールドがない」「自社単独では採算性が見込めない」などの声が寄せられたことを受けて企画したものである。提供するサービスは以下の通り。
- 「人間中心イノベーション」の事業開発ワークショップ
- プロフェッショナル・メンターからの事業開発のサポート
- 自治体や企業とのマッチング機会
- 会員限定コミュニティー「オンラインサロン」
- モビリティサービスの最前線リポート
「人間中心イノベーション」の事業開発をコンセプトに、MONET LABOの会員がそれぞれ自社のMaaSの事業プランを策定するためのワークショップや、特定のテーマに沿って複数の企業で事業アイデアを創出するワークショップに参加できる。ワークショップで実績のあるパートナー企業の協力の下、MONET LABO会員の事業開発を支援する。
(パートナー企業:アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社、一般社団法人日本社会イノベーションセンター、株式会社電通、他)
モビリティサービスの事業アイデアを磨くために、プロフェッショナル・メンターから事業開発のサポートを受けることができる。「ビジネス開発」「サービス開発」「プロトタイプ開発」の3分野のパートナー合計7社・37人から、MONET LABO会員の課題やニーズに合ったプロフェッショナル・メンターを紹介する。今後プロフェッショナル・メンターを増やしていく予定だ。
(パートナー企業:アクセンチュア株式会社、アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社、株式会社電通、株式会社quantum、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社、日本マイクロソフト株式会社、他)
モビリティサービスや自動運転の活用に向けて取り組む自治体と会員企業が開発するサービスとのマッチングを図る。また、MONETコンソーシアムに加盟する600以上の企業などから、MaaSの事業アイデアを実現するためのパートナーをニーズに応じて紹介し、事業開発の加速に貢献する。
MONET LABO会員限定のコミュニティー「オンラインサロン」として、自動運転やモビリティサービスの展望などをテーマとした講演会やネットワーキングのためのイベントを開催する。
⾃動運転社会の到来によって⽣まれる事業機会やモビリティの進化などをテーマに、国内外の動向をまとめたモビリティサービスのリポートを提供する。
なお、MONET LABOの会費は98万円/年(税抜)である。
※ MONETコンソーシアム:MONETがモビリティイノベーションの実現に向けた『なかまづくり』の一環として、企業間の連携を推進することを目的に2019年3月に設立したコンソーシアム。2020年10月時点で、600以上の企業や団体が加盟している。
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