ユニリタとユニ・トランド、バスの運行データと乗降データのリアルタイム収集を自動化

株式会社ユニリタと株式会社ユニ・トランドは、岐阜県笠松町より、同町が運営するコミュニティバスにおいて、ユニ・トランドの「バスロケーションシステム」およびユニリタの「MANALYZE(運行状況調査レポートサービス)」を活用したシステムを受注・導入した。

このシステムは、コミュニティバスの運行状況において、検索およびバスの位置情報と混雑情報の発信と、バス乗降客数を収集し正確な利用実態を把握する。

具体的には、コミュニティバス車内に設置された専用車載器および乗降カメラセンサからの各種データを、系統情報と紐づけクラウドに随時送信し、そのデータをもとに、ユニリタの「MANALYZE(マナライズ)」によるデータ可視化とデータサイエンティストによる課題抽出を行う。

ユニリタとユニ・トランド、バスの運行データと乗降データのリアルタイム収集を自動化
今回導入されたシステムイメージ

これにより、今後の持続可能な交通網のあり方について、検討の基礎データとすることを目的として採用されたものだ。

このシステムは2023年4月より運用が開始されており、その結果、利用者からは乗りたいバスの運行状況がリアルタイムで分かる利便性が評価され、また、バスの運転士からは、乗降者把握が自動化されたことによる運転業務への負担軽減が評価されているのだという。

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