横浜ゴム株式会社は、自動運転トラックの開発を手掛ける株式会社T2が進行中の、限定領域でドライバーがいない状態での運行が可能となるレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の公道実証実験に参加し、タイヤの検証を行うと発表した。
今回実証実験で活用される車両には、来春発売予定のトラック・バス用タイヤの新商品が装着され、自動運転トラック向けタイヤの性能などが検証される。また、自動運転トラック向けのタイヤソリューションサービスの実用化も進められる。
実証実験期間は、2024年11月から2026年3月までで、関東~関西間の高速道路の一部で行われる予定だ。
なお、この実証実験ではドライバーが乗車して検証が行われるとのことだ。
T2のCEOである森本成城氏は、「横浜ゴムには「日本の物流を共に支える」という大義に共感頂き、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現に支援を頂けることを嬉しく思っている。今後は、2025年7月のレベル2自動運転トラックでの幹線輸送サービス、そして2027年のレベル4自動運転トラックでの幹線輸送サービスのスタートに向けて尽力する。」と述べている。
また、横浜ゴムの清宮眞二社長兼COOは、「T2の取り組みは、人々の生活に不可欠である持続可能な物流の実現に大きく貢献するものであり、今回の実証実験におけるタイヤ検証は大変意義深いものだ。」とコメントしている。
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