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製造業 > NTN、軸受の異常を検知する「NTNポータブル異常検知装置」の海外販売を開始
近年、生産ラインの安定稼働を目的として搬送や油空圧機器など付帯設備の予防保全の重要性が増す中、人材不足などを背景とする機械保全のノウハウの蓄積・伝承が課題となっており、機械の異常を検知するツールのニーズが高まっている。
NTN株式会社は、軸受(ベアリング)の異常を検知する「NTNポータブル異常検知装置」のさらなる販売拡大を目的に、米州、欧州、アジアなどの海外地区において販売を開始する。
同装置は、設備の振動測定や、軸受の異常検知と損傷部位の推定を可能とする装置である。手のひらサイズなため持ち運びがしやすく、マグネットやねじなどで設備に取り付けるだけで容易かつ短時間で測定することができる。電動機械(昇降機、ポンプ、搬送機械)、製紙機械、プラント設備、工作機械、一般産業機械の設備保全、出荷検査、サービス員携帯用などに用いられている。
使用例
また、NTN技術者が同製品による振動などのデータから軸受の状態を診断・分析するレポートサービスもあり、国内では100件以上の同製品の販売やレポートサービスの提供実績があるという。
リモート技術支援サービス
今回の海外地区への展開にあたって、測定結果の表示単位にインチを追加したほか、Wi-Fi通信の安定接続のための電磁ノイズ対策など、商品仕様の一部について改善を行った。また、製造現場の情報を日本のNTN技術者と共有し、適切な支援を行うリモート技術支援サービスと組み合わせることで、同製品の使用や軸受の診断・分析もサポートする。
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