株式会社DTSは、2015年5月より業務提携しているベル・データ株式会社が展開するオペレーティングシステム「IBM i」のデータを分析活用できる、AI搭載のBIソリューションを提供する。
このBIソリューションは、DTSが開発・販売するデジタルツイン・AI型第3世代BIソリューション「Geminiot(ジェミニオ)」と、製造業データ活用ソリューション「Pasteriot.mi(パステリオ エムアイ)」に搭載されたAIが、「IBM i」のデータから自動で業務上の問題を検出するといったものだ。
「Geminiot」「Pasteriot.mi」は、データウェアハウス(DWH)等のデータをつなぎ、KPIを設定することで、AIが自動でインサイトを導き出すソリューションだ。ダッシュボードに反映されるフィードバックをもとに、改善活動を行うことができる。

また、「Pasteriot.mi」には、工場IoTや生産管理連携のインタフェースが搭載されており、生産計画や指図データの最適化など、製造業向けの機能が利用可能だ。
ベル・データでは、「Geminio」「Pasteriot.mi」を活用し、「IBM i」ユーザのAIおよびBI活用を支援する。とりわけ、「IBM i」やクラウド環境上で稼働している生産管理システム、販売管理システム、在庫管理システム等に格納されているデータと、「Geminiot」「Pasteriot.mi」との連携環境の構築支援・運用支援において、同社にて蓄積してきた連携ノウハウ・スキルを基にしたサービス提供を実施する。

また、ベル・データによる連携環境の構築支援・運用支援により、これまで通り「IBM i」で基幹業務を継続しながらも、DTSの「Geminiot」「Pasteriot.mi」のAI自動生成機能による、状況の変化を捉えた改善サイクルの実現で、日常業務のアップデートが可能となる。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。