製造業のR&D(研究開発)部門において、既存製品の改善や不具合対応に伴う論文や特許といった技術文献の調査は不可欠なプロセスである。
しかし、日々増加する膨大な文献に対し、現場では「読む量が多すぎる」「タイトルや抄録だけでは優先順位が付けられない」「検索スキルへの依存による調査の属人化」といった課題が常態化しており、迅速な意思決定を阻害する要因となっていた。
こうした中、ストックマーク株式会社は、同社が提供する製造業向けAIエージェント「Aconnect」の技術探索機能において、新たに「技術文献要約」機能を搭載したことを発表した。
同機能は、技術課題の要因特定から解決策の策定、その根拠となる文献の要約までをロジックツリー上で一気通貫かつ構造的に可視化し、効率的で網羅性の高い調査を実現するものだ。
Aconnectの技術探索エージェントは、AIが論文やニュースから解決のアイデアを提示し、「技術・市場課題から要因仮説、そして解決策」に至る思考プロセスをロジックツリー形式で可視化する。
今回のアップデートにより、提示された解決策に紐づく論文や特許の要約が、このツリー上で直接表示されるようになった。

これにより、担当者は検索結果を一つひとつ開いて中身を確認する手間を省き、詳細を読み込む前に重要度を判断して優先順位を付ける「アテ付け」が瞬時に可能となる。
また、同機能は単なるキーワード検索ではなく、「この課題を解決するための手段の根拠」という文脈に沿って文献を提示する。
さらに、「どの論点に対し、どの文献を当てたか」という思考プロセスと根拠が構造化されたツリーとして残るため、これまで個人のメモやブラウザのブックマークに埋もれがちだった調査結果が、チームの共有知として資産化することが可能だ。
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