Cognite、製造とサプライチェーンの分断を解消するAIソリューションを発表

Cogniteは、新たな「統合サプライチェーン」ソリューションの提供を、米国時間2026年6月17日より開始したと発表した。

同ソリューションは、自社のAIおよびデータプラットフォームを拡張し、生産とサプライチェーンの間に長年存在してきたデータギャップを埋めることで、部門横断的なリアルタイムの可視化とAIによる洞察を提供するシステムだ。

システムの最大の特徴は、施設内外の多様なデータをリアルタイムの産業用ナレッジグラフに統合し、調達から製造、配送に至る一連のプロセスをシームレスに連携させる点にある。

具体的には、製品化されたコネクタを用いてERP(基幹系システム)やWMS(倉庫管理システム)などの既存システムを統合し、サプライチェーン向けのデータモデルと生産・保全中心のデータモデルを連携させる。

その上で、パッケージ化されたAIエージェントがオペレーションの現場コンテキストに基づき、生産や物流全体の制約を評価する。

これにより、従来は数週間を要していた問題の根本原因分析を数分へと短縮することが可能となる。

また、生産ラインの終了時に初めて供給不足や不良品に気づくといった事態を防ぎ、リアルタイムなデータに基づいて問題の早期発見と解決策の共同立案を実現する。

なお、Cogniteは、同ソリューションの展開を加速させるため、AWSおよびDeloitteとの提携を発表した。

AWSのスケーラブルなクラウドインフラや生成AIサービスと、Deloitteの深いドメイン知識を組み合わせることで、グローバル企業への導入を推進していく計画だ。