PwCコンサルティング、脳の健康指標「BHQ」活用した健康経営支援サービスを開始

PwCコンサルティング合同会社は、脳の健康管理指標の国際標準規格であるBHQを活用した企業の健康経営支援サービスの提供を2024年4月1日より開始する。

BHQはBrain Healthcare Quotientの略で、MRIを活用した脳の画像データを解析して算出される、日本発の脳の健康管理のための指標であり、国際標準として承認された規格だ。

これまでの脳科学研究を通じて、ストレスや幸福感、ワークエンゲージメントなどがBHQと関連していることが明らかになっている。

一方で、研究で用いられるBHQは病院のMRI計測が前提となっており、高額な費用がかかるなど、誰もが容易に計測できるものではないのが課題であった。

そこで今回PwCコンサルティングが提供を開始するサービスは、脳の健康研究に取り組む株式会社ベスプラ、株式会社ジョルテ、BHQ株式会社の3社が提供するBHQ関連サービスを用い、職場の実態把握や改善のための施策の検討、効果測定などのコンサルティングサービスを組み合わせて提供するものだ。

3社が保有している技術は、スマートフォンアプリやスマートウォッチ、スマートグラスなどを通じて、運動、食事、休息や仕事といった人の行動データからAIでBHQを予測するものだ。

この技術により、業務中のBHQを推定し、働く時間や場所、部署間によるその変化や違いを計測・分析することで、何が脳健康に良いか悪いかを探ることが可能となる。

適用領域例としては、リモートワークによる従業員のモチベーションをセルフチェックできるようにサポートするといったことや、配属やチーム編成を最適化、役員候補者育成におけるマインドセット充足プログラムの選定などが挙げられている。

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