NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するパートナーを募る「Things Partnerプログラム」を2019年4月1日に開始している。これまで同プログラムでは、IoTプラットフォーム「Things Cloud」と連携するIoT-GWやセンサーデバイスなどを提供する企業と、パートナリングを進めてきた。
これまでの参画パートナーとの取り組みとして、オフィス/ビルの会議室の空き状況の見える化ソリューション「Akidoko?/Akidoko? for Room」、トイレの空き状況可視化ソリューション「TIoT」、さらにフィールドワーカーのための熱中症対策ソリューション「Condition Viewer for Worker Care」などがある。
そして今回、さらに多くの企業が参加できるように、eSIM技術を活用した「IoT Connect Mobile(※1)」をはじめとする各種モバイル通信サービス(※2)についても同プログラムの対象サービスに追加することを発表した。
今回、eSIMによる遠隔からのプロファイル書き換えが可能となるIoT Connect Mobileが対象サービスとして拡充されることにより、日本を含むグローバルな環境で、パートナー自身でIoTデバイスを用いた技術検証環境を整えることができる。また、同プログラムは、ドイツのSoftware AG提供の「Device Certification Program(※3)」と連携していくことで、日本および海外のパートナーにおける技術検証等を容易にし、エコシステムを拡大する。
※1 2019年4月15日に提供を開始したNTT ComのIoT向けモバイルサービス。eSIMによる遠隔からのプロファイル書き換え技術を商用化したもので、日本を含むグローバル環境でIoT機器を利用する際に、適切なスペックや料金で利用することができる。
※2 IoT Connect Mobileの他に、「Arcstar Universal OneモバイルグローバルM2M」、「OCNモバイルONE for Business」、「Arcstar Universal Oneモバイル」も対象サービスである。
※3 IoTデバイスベンダーが、IoTのデバイスエコシステムパートナーとして参加する、Software AGのプログラム。
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